出版社内容情報
バブルが崩壊し、日本経済は低迷の時代に入った。この崩壊後の四半世紀を検証し、今後の日本経済の指針を提示する画期的書。
バブルが崩壊し、日本経済は低迷の時代に入った。
この崩壊後の四半世紀を検証することにより、その要因を導き出し、今後の経済政策への指針を提示する画期的書。
~執筆者~
袖川芳之(電通ソーシャルプランニング局・プランニングディレクター及び慶應義塾大学非常勤講師)
原田泰(日本銀行政策委員会審議委員、経済学者)
高橋洋一(金融庁顧問、大阪市顧問、経済学者)
藤田強(シティグループ証券取締役副会長)
跡田直澄(経済学者、嘉悦大学教授及び副会長)
市川宏雄(明治大学専門職大学院長、ガバナンス研究科長、政治経済学研究科教授)
松原聡(経済学者、東洋大学教授)
曽根泰教(政治学者、慶應義塾大学DP研究センター所長)
村井純(計算機科学者、慶應義塾大学環境情報学部長兼環境情報学部教授)
島田晴雄(経済学者、千葉商科大学教授)
真鍋雅史(嘉悦大学准教授)
(肩書は2016年3月現在のものです)
内容説明
バブル崩壊から、はや四半世紀。日本経済は、低迷と変貌の狭間にあった。なぜ、こうなったか?崩壊後の四半世紀を検証することにより、今後の経済政策への指針を提示。
目次
第1部 マクロ経済運営(バブル後の財政―バブル後25年の財政・マクロ経済;バブル後のマクロ経済―失敗を繰り返してきた金融政策;社会資本―行政改革、構造改革と社会資本;バブル後の金融資本―バブルは10年に一度やってくる)
第2部 公共政策を振り返る(社会保障―増え続けた年金・医療費;産業政策―政治に翻弄された産業政策;日本的雇用の功罪―陳腐化した雇用制度・雇用慣行)
第3部 社会はどう変ったか(IT政策とインターネットの発展―インターネット前提社会の出発―バブル崩壊とインターネット・バブル、そしてこれから;国土・都市政策―都市政策の転換―国土の均衡ある発展の終焉と東京の役割;消費者行動―バブル崩壊後の致命的なタイムロス;バブル崩壊後の政治―政治はバブルの発生とその崩壊にどう対処したのか)
著者等紹介
竹中平蔵[タケナカヘイゾウ]
慶應義塾大学総合政策学部教授、グローバルセキュリティ研究所所長。1951年和歌山県生まれ。一橋大学経済学部卒。日本開発銀行入行後、大蔵省財政金融研究室主任研究官、大阪大学経済学部助教授、ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部助教授などを経て、同教授。博士(経済学)。慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長。株式会社パソナグループ取締役会長など。小泉政権の下で経済財政政策担当大臣、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
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