竹鶴政孝とウイスキー

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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784487809073
  • NDC分類 588.57
  • Cコード C0095

出版社内容情報

10月からの朝の連続テレビ小説『マッサン』の主人公にして、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の事績を辿る書き下ろし。

NHKの10月からの朝の連続テレビ小説『マッサン』主人公にして、ニッカウヰスキーの創業者、竹鶴政孝(たけつるまさたか)の生涯を、『マッサン』の番組監修者で、ウイスキー史研究の第一人者である土屋守が描きます。

これまで知られていなかった竹鶴と妻リタの暮らしや、ウイスキー造りの実際を、専門家ならではの視点でドラマチックに綴ります。
近年発見された竹鶴政孝の実筆ノート、息子の竹鶴威氏との対談、秘蔵写真も収録。
スコットランド取材を敢行した書下ろし労作です。

内容説明

スコットランドへの単身の留学と実習、リタとの運命的な出会いと結婚。そして北海道余市でのニッカウヰスキー創業。その生涯と『竹鶴ノート』解読、竹鶴威氏の貴重な証言により、類まれな男の人生と仕事の全貌がここに。

目次

1 ウイスキーという物語(スコットランド・余市・六本木;酒造家という運命;国産ウイスキーの夜明け ほか)
2 『竹鶴ノート』を読み解く(序;原料;麦芽製造 ほか)
3 約束の地へ―竹鶴威氏に聞く(竹と鶴;爆撃の街で;余市へ ほか)

著者等紹介

土屋守[ツチヤマモル]
1954年新潟県生まれ。学習院大学卒。週刊誌記者を経て1987年に渡英。ロンドンで日本語情報誌の編集に携わる。1998年、ハイランドディスティラーズ社より「世界のウイスキーライター5人」に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mushoku2006

6
本著の肝は、竹鶴政孝が書き残した「竹鶴ノート」。 これが日本のウイスキー作りのスタートラインだったんだなあ・・・・・・と思うと感慨深い。 これだけのものを実質1年半ほどで習得するとはたいしたものです。 すごい努力をされたんだろうなあ・・・・・・。 全く頭が下がります。 それにしても、価格や労働問題にまで触れているという、 その見識の広さにも驚かされます。2014/11/17

Satoshi Akatsuki

2
情熱と行動力で夢を叶えた人。まったくのゼロからのスタートで世界一のウイスキーを作りあげた竹鶴さん。スコッチ派だけど、次はジャパニーズウイスキーを飲んでみよう。2014/10/27

yamato

2
まさに日本のウィスキーの父。竹鶴ノートを読んで驚愕。作り方だけではなく、価格、税金、販売方法まで考えているとは恐れ入る。2014/10/12

ronny

2
著者は朝ドラ「マッサン」のウイスキー考証を担当。本書は竹鶴政孝氏の人となりから始まり、政孝氏の没後に発見された、政孝氏がウイスキー作りを学びにスコットランドに留学していた時に記された、ウイスキー製造についての詳細な記録、通称「竹鶴ノート」についての詳細と、氏の養子でニッカウヰスキーの元社長・現相談役の威氏との対談の三部構成となっている。国産ウイスキーの礎を築いた政孝氏の、ウイスキー作りにかける並々ならぬ情熱、時に頑固な職人的な性質が今日の国産ウイスキーを生み出したのだと思うと、感慨深いです。2014/10/05

日野 輝樹

1
マッサンのノートについて、忠実な再現がなされています。ただし、ウイスキーについての知識がない私にはほとんどわからないことばかりでした。作者の知識は非常に深いものであると感じるとともに、取材の深さも感じました。2014/12/17

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