出版社内容情報
福島の原発事故によって放出された放射性物質は本当は、どのように体に影響があり、どう対処すればよいのか。今最も望まれた基本図書
福島の原発事故によって放出された放射性物質は本当は、どのように体に影響があり、どう対処すればよいのか。今最も望まれた基本図書。
放射線に対する見方が変わる切実な内容もあります。
2色図解多数。
内容説明
放射線の本当の危険性は?自然の放射線と原発の放射線は同じなの?低い量の放射線も危険?大人と子どもは違う?「除染」について。放射線を「受ける」私たちの立場で書かれた初めての基本図書。
目次
1 放射線とからだ(放射能汚染は体内にどのように表れるか―母乳の例;母乳調査の結果と推移;内部被ばくと外部被ばくとは ほか)
2 放射線から身を守る(放射線の吸収と体外への排泄;半減期について;「除染」の有効性 ほか)
3 放射線のある場所(放射性物質は、いつ、どのように広がっていったか;放射性物質の汚染の状況;河川・海洋の汚染は ほか)
著者等紹介
黒部信一[クロベシンイチ]
小児科医。「未来の福島こども基金」代表、「チェルノブイリ子ども基金」顧問。1941年、東京生まれ。慶應義塾大学医学部卒業。国立埼玉病院、吹上共立診療所、堀ノ内病院をへて、2012年すずしろ診療所所長となる。専門は総合小児科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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