死は永遠(とわ)の別れなのか―旅立つ人の最期の証言から

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  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784487805884
  • NDC分類 490.15
  • Cコード C0011

出版社内容情報

人間の物語が続く限り、この本に終わりはない。エリザベス・キューブラー=ロスの後継者がまとめた臨終時の証言レポート。

著者ケスラーが、数十年前に人から話すと「信用に傷がつきますよ」と言われていた『臨終時の幻像(デスベッド・ビジョン)』などについて、それを伝える勇気と真実を尊重する気持ちが強まり、世に問うことにしてまとめたのが本書である。
 医療従事者・聖職者・愛する人を失った人たちが、目の前で死にゆく人たちについて実際に見聞きした驚くべき個人的な体験の数々を、本書ではありのままに載せている。信じようが信じまいが、こうした現象は目新しいものでも、珍しいものでもなく、本物であり、よくあるということだ。
 私たちの理解と説明を超えたこれらの体験は、死を迎える人たちの見る幻が、本人と家族に「希望」をもたらし、死や死後について新たな見方を提供してくれているようでもある。

【著者紹介】
実践的な死生学の第一人者。死と悲嘆の分野における最も著名なスペシャリストで、講演活動にも携わる 。死生学の権威、エリザベス・キューブラー=ロスとの共著書にベストセラー、『永遠の別れ』『ライフ・レッスン』がある。最初の著書、『The Needs of the Dying』はホスピス関連では、最大のベストセラーで、マザー・テレサに絶賛されている。ジェイムズ・リー・カーティス、カリー・フィッシャー、マリアン・ウィリアムソンは、愛する人が不治の病に瀕した際にケスラーに助言を求めた。今は亡き、エリザベス・テイラー、マイケル・ジャクソン、アンソニー・パーキンス、マイケル・ランドンらも彼のクライアントであった。 デイヴィッド・ケスラーは、www.Oprah.comおよびAnderson Cooper 360への寄稿者である。またAmerica Online Health Expert でもあり、しばしばCNN、NBC、PBS、『エンターテインメント・トゥナイト (CBS系のローカル局で放映の情報番組)』、『オプラ&フレンズ(オプラ・ウィンフリーらがホストを務めるラジオ番組)』にも出演している。

内容説明

エリザベス・キューブラー=ロス亡き後の死生学の第一人者ケスラーが、数十年前に人から話すと「信用に傷がつきますよ」と言われていた『臨終時の幻像(デスベッド・ビジョン)』などについて、それを伝える勇気と真実を尊重する気持ちが強まり、世に問うことにしてまとめたのが本書である。

目次

死に際に見る幻
死にゆく人のことばを信じること
死にゆく人の見る幻
文芸作品における幻
霊的、宗教的な幻
死にゆく人の旅
混み合った部屋
結びのことば

著者等紹介

ケスラー,デイヴィッド[ケスラー,デイヴィッド][Kessler,David]
実践的な死生学の第一人者。死と悲嘆の分野における最も著名なスペシャリストで、講演活動にも携わる

渡邉みどり[ワタナベミドリ]
1962年生まれ。翻訳家。同志社大学文学部英文学科卒業。7年間在住したロンドンでケンブリッジCPEを取得後、英国のタペストリーやカリグラフィを学び、英国文化に深く親しむ。在米時には、ボストンのMIT(マサチューセッツ工科大学)で文学講座を受講し、古典文学にも興味を深める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

La Principita

1
死が終わりではないという確証を得たく、このところ「死生学」関連の本を読んでいる。著者がキューブラ=ロスの後継者ということで、この本を手に取ったが、事例の紹介に終始する内容で、何となく響かなかった。 後から何かで、日本人は昔から死ぬことを「お迎えが来る」と表現するくらい、魂があちらの世界にいくことを自然と受け入れている、との説明を目にした。ここに書かれていることは改めて読むまでもない、というのが、響かなかった理由かも。2019/03/01

あんず

1
DBP(臨終時現象)の体験談を集めた本。 俗っぽいけどいわゆる心霊体験やこうした死に際した人の様子(亡くなった夫が見えるとか)は確かに科学的にもいくらでもアプローチ可能だけど、「実在する」ではなく「よくある」という言葉で含みを持たせて否定しない態度が正しいと感じることが多々。2018/11/09

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