出版社内容情報
東京が失ってしまった江戸時代の景色を京都の街角に見た池波の、好きだった町並み、店、味などを紹介するガイド。
目次
「その転瞬…」池波は京都の町に、江戸を見た
池波正太郎が描いた京都
映画の舞台になり、池波正太郎が愛した京都の風景
『鬼平犯科帳』に“滅びの美学”をみる―小野田嘉幹(監督)
『鬼平犯科帳』に恋した映画青年
池波世界を護り続けた親友・市川久夫―高瀬昌弘(監督)
「血頭の丹兵衛」考
池波小説を具現化した男たち―能村庸一(プロデューサー)に訊く
編集の眼を通して京に江戸をみる―園井弘一(編集)に訊く
頑までに美しい絆―池波正太郎・井手雅人・市川久夫―古田求(脚本家)に訊く〔ほか〕
著者等紹介
蔵田敏明[クラタトシアキ]
1954年、福山市に生まれる。京都市立高校教諭を経て、現在、名古屋外国語大学助教授。大谷大学非常勤講師。専攻は国文学。映画への造詣も深く、自ら劇団「創作工房」を主催、映画専門誌『浪漫工房』の編集に携わるなど、多彩な活動を続けている
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