内容説明
30年の歳月をかけ取材し続け、今は亡き数多くの関係者の証言をもとに、“戦う女”であり“愛する女”の真の素顔と、天才であるがゆえの宿命を劇的に描く、衝撃の評伝、ついに刊行。
目次
プロローグ マリーア・カラスの死
第1章 メネギーニとの出会い
第2章 南米での巡業
第3章 マリーアの生い立ち
第4章 スカラ座の女王
第5章 栄光の黄昏
第6章 愛の苦悩
エピローグ 再びマリーア・カラスの死
著者等紹介
永竹由幸[ナガタケヨシユキ]
オペラ研究家。昭和音楽大学客員教授、東京芸術大学講師を経て、尚美学園大学客員教授。1938年、東京・築地に生まれる。慶応義塾高校で演劇部に在籍し、座付作曲家として現・猿之助作《宝島》の作曲を担当。慶応義塾大学進学とともにオペラ研究会を創立した。同大学卒業後、三井物産入社。1965年同社イタリア研修生として、ボローニャ大学に留学。その後二回に亘り同社ミラノ店に計11年勤務したのち、1988年に退社。ANFコーポレーション(株)、サウンド・バンク(株)の社長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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