内容説明
今、われわれはなぜライカを手にしなければならないのか。ライカとともに、自らの心のなかに深く遠く旅立つ者のために、40年にわたるライカとの生活の総決算として田中長徳が書き下ろした、ライカと生きるためのガイドブック。
目次
序 ライカ双六ふりだし一九六四年東京神田・鎌倉河岸のシュミット商会
僕はライカM2を肩にかけ、東京の街をどこまでも歩いていった。
ライカビットMPの四十年「スピードの時代」に追いすがろうとしたライカの虚妄
ライカ好きとは「根性なしの男性の哲学」のことである。
ライカをもう一台買う理由ライカMDで街は戦場と化した。
通俗的だけどライカと着るモノとの関係について
これも通俗的だけど、ライカの似合うバー
もっと通俗的だけど、ライカが似合うクルマ
さらに通俗的だけど、ライカの旅について
ライカのある七つの風景〔ほか〕
著者等紹介
田中長徳[タナカチョウトク]
写真家。1947年、東京生まれ。日本大学写真学科卒。日本デザインセンターを経て1973年からフリー。日本写真家協会会員
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