出版社内容情報
フランスの魅力は地方にあり。ノルマンディー,ロワール,ブルターニュ,メドック,ピレネー,プロヴァンスなど12の地方の,風土・美術館・美食を美しい写真と共に紹介。
内容説明
セーヌ河口のノルマンディー、麗しき「フランスの庭」ロワール渓谷、ケルト文化が息づく地ブルターニュ、山ふところの美食の国ペリゴール、メドックの銘醸ワイン、聖地ルルドとピレネーの秘境から国境のバスク地方、南西部のラングドック・ルーシヨン、ローヌ河口の三角洲カマルグ、そして芸術家の愛したプロヴァンスまで、充実した地方の美術館の解説、美食紀行も添えて、フランスの西に位置する魅惑の12地方を紹介。
目次
1 ノルマンディー―セーヌ河口、ヴァイキングに与えた封土
2 ロワール渓谷―麗しき「フランスの庭」
3 アルモール(北ブルターニュ)―首都レンヌとバラ色の花崗岩の海岸
4 南ブルターニュ―ケルトの記憶と巨石モニュメント
5 ペリゴール―大河ドルドーニュが流れる美食の国
6 メドック―シャトー・ラグランジュ物語
7 聖地ルルドとピレネーの秘境―奇蹟はホスピス医療の道標となった
8 バスク地方―スペイン国境にカンドー神父の生地を訪ねる
9 ラングドック―荒涼たるカルスト台地と渓谷の美
10 ルーシヨン―フランスのカタルーニャ
11 カマルグ―海と風とミストラルが作った大三角洲
12 プロヴァンス―光を求めてきた画家たちの跡を訪ねて
著者等紹介
菊池丘[キクチタカシ]
1933年東京に生まれる。’59年早稲田大学文学部フランス文学科卒業。エールフランス日本支社に入社。パリ勤務、広報担当等。’93~99年、同社退職後、同社の日本語機内誌「BON VOYAGE」を編集・発行。フランス各地を取材してまわる。’95年にフランス政府より芸術・文芸勲章を受章
青山進[アオヤマススム]
1948年東京に生まれる。’69年東京写真大学(現東京工芸大学)卒業。大日本印刷写真部入社。’83年同社退社、フリーとなってからは、主に広告写真の分野で活躍。’93~99年エールフランスの機内誌「BON VOYAGE」の契約カメラマンとしてフランス各地の取材に同行し、撮影を担当する。’97年スタジオ(オフィス青山)を設立。’99年「BON VAYAGEで行くフランスの田舎」シリーズ写真展、第1回「アルプスとアヌシー湖の北サヴォワ地方」を東京日仏会館にて開催。以降、全国各地で同シリーズ展を開催
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