光文社新書<br> 学校では学力が伸びない本当の理由

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光文社新書
学校では学力が伸びない本当の理由

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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784334045920
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C0237

出版社内容情報

批判の矛先は「残念な教員」および学校システム、子供を学校に通わせる親。学校の代わりとなる教育方法も具体的に提示する。

内容説明

既存の学校から離脱する子供たち、そうした子供たちに対する教育行政の実情、学校や授業を壊していく児童・生徒の現状、学校では勉強ができるようにならない理由、大学や短大・専門学校への最新進学事情、学校という空間・組織が児童・生徒に与える負の心理的側面、学校教師の社会的地位の変化、PTAの感覚変化、世界の学校事情…学校をめぐる数々の問題について、マクロとミクロの視点を行き来しながら、海外との比較も踏まえて論じ、より良い教育を実現するための提言を行う。現役教師で、8万部の『残念な教員』著者による、危機の教育論。

目次

第1章 学校から離脱する子供たち、学校を破壊する子供たち
第2章 学校では学力は伸びない
第3章 進学事情における甘えの構図
第4章 児童・生徒への心理的・精神的影響面
第5章 学校・教師の社会的地位の変化と社会の価値変容
最終章 提言

著者等紹介

林純次[ハヤシジュンジ]
1975年埼玉県生まれ。京都大学大学院教育学研究科修了。大学卒業後、大手新聞社に記者として入社。事件・事故、医療、政治、教育、高校野球などを担当する。フリーランスジャーナリストに転身した後は、カンボジアやパレスチナなどの貧困地帯や紛争地域を取材。教育者に転身し、国語教育や平和教育に勤しむ。2012年度読売教育賞優秀賞(国語教育部門)受賞。IB(国際バカロレア)校での教頭職や教員研修の講師を経て、現在は関西の私学で教鞭を執る傍ら、国内外の中等教育学校のスーパーバイザーや、教師向けのインストラクターを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よっち

30
学校をめぐる数々の問題にはどんな問題があるのか。マクロとミクロの視点を行き来しながら、海外との比較も踏まえて論じた一冊。教育界のブラック化、教員の低レベル化、毒親の変異化、児童・生徒の超二極化、カリキュラムのカオス化など、今の教育現場の問題点を指摘しながら、ではより良い教育を実現するために何ができるのか、単位制度の導入やカリキュラムの変更、飛び級や留年制度の導入、部活動のアウトソーシングやPTA組織の解体など、現実的にどこまで実現できそうなのかは一考の余地がありますが、その提案はなかなか興味深かったです。2022/03/31

寝落ち6段

11
学力の定義は難しく、かなり複合的な能力である。学校はその一部を学ぶ場であるだけで、学校で全てを学べるはずがない事は自明の理だ。自分自身が学ぼうとしなければ、学力などつくはずがない。その場として学校は必要だと思う。最大の問題は、文部科学省が学校現場の仕事を無尽蔵に増やし、教師に長時間労働を強い、子どもたちに大きな負担を課していることだと思う。2022年のPISAやこれまでの推移を見ても、学校現場や子どもたちはよくやっていると思う。必要なのは、本書でも語られる現場への権限移譲であると考える。2024/03/30

Asakura Arata

9
イリッチの「脱学校の社会」から始まる。そういえば中学生のとき読んで、これから学校はいらないなあと思ったことを思い出した。しかしそれから半世紀。賞味期限のとっくにすぎた学校というシステムにしがみついている原因はなんなのだろう。職業柄、ダメ教師とか学校制度のだめなところを痛いほど見せつけられる。このストレスは大きい。2022/03/06

はぎはぎ

8
筆者は新聞社、フリージャーナリストと転身した後、教育業界に身を投じている。大学院で教育学も修めているようだ。こういった取材力と現場での経験を踏まえて書かれたのが本書。教育業界全体というマクロな視点に加え、教員の低レベル化、毒親の変異化、児童生徒の二極化、カリキュラムのカオス化とそれぞれを構成する要素にも切り込む。かなり厳しめの言葉で突っ込むのだが、現場にいる身としては頷けることも多い。鋭い舌鋒の批判に比して提案についてはかなり理想論であるのも特徴。これをどうやって現実にしていくかが課題かな。2023/05/29

すみけん

5
現状の初等中等教育の問題点を鋭く指摘し、問題解決のための提案を示している。首肯することばかり。なぜ自ら管理職になり、実際の行動に移さないのだろう。この方、実際はどんな方なのだろう。なぜか、そっちの疑問が浮かんだ。共感するに値する「人」であってほしい。2022/04/17

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