出版社内容情報
世界各地域に架空のモデル都市を設定。地域と時代の特徴を凝縮し,「鳥の眼」で描いた精密なイラストで,十数世紀に及ぶ生きた都市の歴史を実感させる。世界10か国で翻訳。
内容説明
住んでみたスイスという国、私が出会ったスイスたち…、ジュネーブ・レマン湖畔に暮らす著者が語る美しいスイスの自然と、人々の心象風景。
目次
春の訪れ―マロニエの萌芽
シャンペルの庭、春
幻の焼きもの―ニヨン焼きの花々
ジュネーヴ州立大学文学部日本学科
ミューラー夫人の復活祭
ボビジー家の杏林
愉しき五月
ベルナールの話
薔薇の夕暮れ
アルプスの花とアルパージュ
アッペンツェルの映画少年
ランズゲマインデ(州民集会)
ひとかけらの永遠
解釈と演出―『熱帯樹』スイス公演によせて
若き兵士の物語
夏の嵐
ホテル“ボー・リバージュ”
湖上のオペラ―アンチセミチズムとオペラ〔ほか〕
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- 和書
- 月の魔力 (増補)