出版社内容情報
各界の著名人を擁する日本ワーグナー協会が「ワーグナーを論ずる時代」のために年1回刊行。10年で〈ワーグナー叢書〉となるよう,毎年特集制で企画。
目次
特集―ワーグナーと「笑い」(鼎談・笑い―音とドラマの狭間で;笑いと「神話的病理」―クンドリーの笑いに関する一考察 ほか)
エッセイ(ワーグナーと笑い?;ワーグナーとドビュッシー ほか)
バイロイト音楽祭・ヨーロッパのワーグナー公演(バイロイト音楽祭レポート「一九九六」年 『マイスタージンガー』の新演出―ヴォルフガング・ワーグナーによるバイロイト最後のプロダクション?;ヨーロッパのワーグナー情報―ベルリン ベルリン国立歌劇場、バレンボイムとクプファーの「指環」 ほか)
書評(『神々の黄昏』 画期的な業績の完遂;『虚構の音楽・ワーグナーのフィギュール』 ワーグナーの総合芸術作品に内在する政治性 ほか)