出版社内容情報
12～13世紀のフランスの名君フィリップ2世の時代を，社会全般の状態，聖職者，封建領主，農民と町人など多角的に解説。中世再発見の端緒となった歴史的名著の初の完訳。
目次
第１章 社会全般の状態（その物質面と精神面）
第２章 教区と司祭
第３章 学生
第４章 参事会員
第５章 司教
第６章 修道士気質
第７章 修道院生活
第８章 悪逆非道の封建領主
第９章 平和時の貴族
第１０章 領主の家計、騎士叙任式
第１１章 女領主
第１２章 宮廷騎士道とその理想の騎士
第１３章 農民と町人
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リッチー。
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13世紀初頭のフランス王の治世を、エピソードやその時代に誕生した物語から読み解く古典。読みやすいけれども書かれた時からずいぶん研究が進んでいるだろうなぁ。2017/03/01
sin
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「分からない時代」中世がなぜ「分からない」のかが理解できる一冊、翻訳は珠玉だと思います。2009/07/20
