内容説明
第一線の脳外科医であり、著名なノンフィクション作家でもある著者が「歴代総理の健康診断」をはじめ、医療のはざまでさまざまに繰り広げられる「生と死」の迫真のドラマを、メスをペンに持ちかえて綴ったエッセイ集。
目次
第1章 歴代総理の健康診断(死に急ぐ政治家たち;政治家と病気―総理は病気によって交代する;糖尿病と政治家;田中角栄元首相の場合)
第2部 ノンフィクション作家のノート(粉雪のなかのアンドロポフ;勇気ある青年の死;虚言のメカニズム;難病のなかの若い女性とTVディレクター;火・水・倒壊地獄から生き残る道;脳卒中征服の道;植物人間について;脳死と死)
第3部 死に臨んでの医療(ホスピス―その歴史と課題;日本的ホスピスを求めて;安らかな死が欲しい)
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- 和書
- オール・アバウト村上克司