出版社内容情報
創造と破壊,神々と悪魔,天女に誘惑される仙人,ヴィシュヌ神の十化身,英雄クリシュナの伝説など,悠久の時間と広大な自然に育まれたインド神話の世界を原典から平易に紹介する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えふのらん
2
ヴェーダ、マハーバーラタから神話部分を抜き出した解説本。インドラが苦行に恐れをなしたりインドラが女を目で追いすぎて別な場所に顔ができたり、インドラはけっこう人間らしい。というかどの神もダルマを尊重する云々を口にする割に自分の欲望には素直で喧嘩っ早い。下界との交流もシームレスなのでイーリアスといったヨーロッパの文化に馴染んだものからすると拍子抜けするようなエピソードが多い。ラーヴァナの出生秘話も載っているのでラーマーヤナの補完としても使える。2023/10/09
takao
1
自然神2017/11/19