内容説明
目をキラキラさせて入学した1年生が、だんだん勉強がきらいになっていくのはナゼ?ひどいいじめがあったり、ひきこもりやニートになるのはナゼ?今の学校は本当に子どもたちのためにあるの?そんな疑問をテコに、お金も力もない親と教師が力を合わせてゼロから「学校」をつくった。正真正銘、子どもたちのための学校!そして、子どもたちは目を輝かせて学び始めた…。日本初!親がつくり経営する学校で学ぶ子どもたち―希望と驚きのレポート。
目次
第1章 親への絶望から希望へ(親と教師)(子どもたちの「孫悟空」を中国で公演;「いい子」をやらざるを得ない子どもたち;親への絶望 ほか)
第2章 本当に子どもたちのための学校を(子どもと教師)(学校は誰のためにあるのか?;この子どもには、なにを体験させなければならないのか?;子どものからだが納得する授業 ほか)
第3章 親が1ミリ変わると子どもは1メートル変わる(親と子)(親が親になるためのレッスン;わが子を感じ取れるからだになる;親の成長と子どもの成長は同時進行 ほか)
著者等紹介
鳥山敏子[トリヤマトシコ]
1941年、広島生まれの山口、香川育ち。香川大学教育学部卒業。1964年、東京都公立小学校で教師に。「なってみる授業」「イメージの授業」など、子どものからだと心にいきいきと働きかける先駆的な授業を創造。1994年、親たちが学校教育を国に任せている現状の限界に気づき退職。全国に「つながれいのち」を呼びかけ、「賢治の学校」の名でワークショップ・講演会を展開。自分自身を生ききることのできる家庭・学校のあり方を模索。若者、親、教師たちの「賢治の学校」作りに力を入れる。その中から2001年、子どものための学校作りを開始。2003年、「東京賢治の学校・自由ヴァルドルフシューレ」を正式名称として、親と教師が力を合わせて運営するシュタイナー学校に。その代表として現在にいたる。また、「賢治の教え子」のインタビュー、環境問題や農にも力を入れ、本や映画、ビデオ作りにもとりくむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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