出版社内容情報
野口雨情から小林純一に至るまで,童謡は単に創作だけではなく,その目的や作詩方法そして何をそこに訴えるのか様々に議論されてきた。童謡の思想の系譜を解明した基本文献。
目次
第1章 「童謡」の概念
第2章 野口雨情の童謡論
第3章 西条八十の童謡論
第4章 葛原〓の童謡論
第5章 北原白秋の童謡論
第6章 三木露風の童謡論
第7章 島木赤彦の童謡論
第8章 プロレタリア童謡論
第9章 『童謡詩人』の童謡論
第10章 『乳樹』の童謡論
第11章 与田準一の童謡論
第12章 小林純一の童謡論
第13章 童謡論の軌跡