内容説明
祝祭日にさぐるアメリカ文化の深層。感謝祭、独立記念日、リンカン誕生日、労働者休日、クリスマス…。アメリカの歴史と社会を祝祭日の起源と意識から説く、ユニークな文化論。
目次
１章 主の日―キリスト教国アメリカの最重要日
２章 マーチン・ルーサー・キング・デー―アメリカ合衆国の原罪
３章 リンカン誕生日―偉大なる解放と犠牲
４章 ワシントン誕生日―合衆国の父
５章 戦没将兵記念日―国家分裂と辛酸の象徴
６章 独立記念日―合衆国の発明
７章 労働者休日―辺境から工場へ
８章 コロンブス記念日―新大陸の発見
９章 復員軍人記念日―要塞国家アメリカの誇りと驕り
１０章 感謝祭―清教徒的保守主義の伝統
１１章 その他の記念日―古くからの宗教習俗と新しい伝統
感想・レビュー
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猫
2
アメリカの祝日を、それにまつわる歴史と共に紹介した本。なんというか、アメリカの負の歴史をこれでもかと詰め込んだ感じ。こういう歴史があったことは事実で勿論目を逸らすべきことではないけど、あえてそっち側から見てそういう書き方をするのか…とは思った。あと、アメリカって意外と祝日が少ない。2014/05/13
