出版社内容情報
戦後、世界人口は25億人から75億人に増えた。人間活動の加速は地球に大変化をもたらし、同時に人間自身も大きく変わろうとしている。
この地球史始まって以来の激動の時代、人新生を科学技術史から読み解き、未来を切り開くための知の力(リベラルアーツ)の必要性を示した必読の書。
内容説明
戦後、世界人口は25億人から75億人に増えた。人間活動の加速は、地球に大変化をもたらし、同時に人間自身も大きく変ろうとしている。この地球史始まって以来の激動の時代、人新世を科学技術史から読み解き、未来を切り開くための知の力(リベラルアーツ)の必要性を示した必読の書。
目次
序章 地球・人間・機械―俯瞰的見方の重要性
第1章 人新世―人間の地質時代
第2章 イノベーション駆動型経済の光と影
第3章 気候変動の実態―もう戻れない?
第4章 地球環境と人間社会―共生への挑戦
第5章 私たちは何ものか―地球生命・人工生命としての人間
第6章 アメリカ大陸の人類史―食をめぐる興亡
第7章 エネルギー・食料・都市―アース・ソサエティ3.0への道
終章 大きな物語の創新と私たちの役割
著者等紹介
平朝彦[タイラアサヒコ]
東海大学教授・海洋研究所長。国立研究開発法人・海洋研究開発機構・顧問。東京大学名誉教授。宮城県生まれ。宮城教育大学附属小中学校、仙台第二高等学校、東北大学理学部を卒業、テキサス大学ダラス校で博士課程修了、Ph.D.。1978年から高知大学理学部助教授、1985年から東京大学海洋研究所教授、2002年から海洋研究開発機構の地球深部探査センター長、理事をへて2012年4月~2019年8月まで理事長を歴任。現、同機構顧問。2020年4月から東海大学教授・海洋研究所長に就任。四万十帯および南海トラフを中心としたプレート沈み込み帯の付加作用の研究で地質学に新分野を創成した。地球深部探査船「ちきゅう」を用いた深海科学掘削に参画、海洋地球科学での最先端分野と学際領域の開拓を目指してきた。1994年アメリカ地質学会フェロー、2006年に日本地質学会賞、2007年に日本学士院賞、2015年英国王立天文学会名誉フェロー、2018年に仏国レジオン・ドヌール勲章シュバリエを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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