叢書・イクチオロギア<br> 淡水魚保全の挑戦―水辺のにぎわいを取り戻す理念と実践

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叢書・イクチオロギア
淡水魚保全の挑戦―水辺のにぎわいを取り戻す理念と実践

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  • サイズ A5判/ページ数 327p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784486021261
  • NDC分類 487.5
  • Cコード C3345

出版社内容情報

淡水魚の保全を積極的に進めていくための理論と実践をまとめる。様々な調査報告、研究、水辺環境の保全、保全活動の悩みなどの紹介。日本魚類学会市民公開講座での議論を基に、身近な生物多様性構成員である淡水魚の保全を積極的に進めていくための理論と実践をまとめる。様々な調査報告、研究、水辺環境の保全、保全活動の悩みなどの紹介は役立つに違いない。

巻頭言?── 「ざわめく自然」を求めて  

はしがき 

第?部?日本産魚類の危機と保全

 第1章?レッドデータブックからみた日本産魚類の危機

 第2章?保全手法としての放流─その有効性と危険性─

第?部?魚類の積極的保全事例

 第3章?ミヤコタナゴ野生個体群を長期的に存続させるために

 ─自然生息地における繁殖補助と生息環境の創出の試み─

 第4章?イタセンパラ:生息地再生と野生復帰プロジェクト

 第5章?シナイモツゴとゼニタナゴの永続的な保全をめざす戦略と取り組み

 第6章?ウシモツゴ:決して諦めない外来種対策

 第7章?イチモンジタナゴ:地域とともに将来につなぐ

 第8章?行政, 市民, 研究者の連携による保全と再導入:絶滅危惧種ヒナモロコ

 第9章?生物学への探究心と郷土の宝を守る心─環境教育としての調査活動─

 第10章?ポルトガルの絶滅危惧コイ科魚類の保全に向けた“自然的”生息域外繁殖と再導入 ?

第?部?魚類を本当に増やすには

 第11章?野生復帰を目指した生息域外保全:水族館の役割と限界

 第12章?環境改善─人工構造物が作る生息環境─

 第13章?外来魚類対策:侵略的サケ科魚類に焦点を当てて

 第14章?積極的保全:何を目指し,どのように守っていくか?

付録?生物多様性の保全をめざした魚類の放流ガイドライン 

索引 



日本魚類学会自然保護委員会[ニホンギョルイガッカイシゼンホゴイインカイ]
日本魚類学会自然保護委員会
日本魚類学会内にある部会。絶滅危惧種、外来魚問題を扱う。

渡辺 勝敏[ワタナベ カツトシ]
渡辺 勝敏
京都大学理学部准教授

森 誠一[モリ セイイチ]
森 誠一
岐阜経済大学教授

内容説明

身近な生物多様性を構成する淡水魚を積極的に保全する理論と実践の集成。

目次

第1部 日本産魚類の危機と保全(レッドデータブックからみた日本産魚類の危機;保全手法としての放流―その有効性と危険性)
第2部 魚類の積極的保全事例(ミヤコタナゴ野生個体群を長期的に存続させるために―自然生息地における繁殖補助と生息環境の創出の試み;イタセンパラ:生息地再生と野生復帰プロジェクト;シナイモツゴとゼニタナゴの永続的な保全をめざす戦略と取り組み;ウシモツゴ:決して諦めない外来種対策;イチモンジタナゴ:地域とともに将来につなぐ;行政、市民、研究者の連携による保全と再導入:絶滅危惧種ヒナモロコ;生物学への探究心と郷土の宝を守る心―環境教育としての調査活動;ポルトガルの絶滅危惧コイ科魚類の保全に向けた“自然的”生息域外繁殖と再導入)
第3部 魚類を本当に増やすには(野生復帰を目指した生息域外保全:水族館の役割と限界;環境改善―人工構造物が作る生息環境;外来魚類対策:侵略的サケ科魚類に焦点を当てて;積極的保全:何を目指し、どのように守っていくか?)

著者等紹介

渡辺勝敏[ワタナベカツトシ]
東京水産大学大学院水産学研究科博士課程修了、博士(水産学)。京都大学大学院理学研究科准教授。専門は淡水魚の生態学、進化学、保全生物学

森誠一[モリセイイチ]
京都大学大学院理学研究科、理学博士。岐阜経済大学地域連携推進センター教授。専門は動物生態学、環境保全学、社会行動学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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くろじら

0
本当は、わけあって自分が感想を書くべき本ではないのだけど。とりあえず、具体的な実践から観念的な話まで、多数の著者が各自の担当章/コラムで自由に思いを語っています。保全についての教科書的な綺麗ごとではなく、泥くさい現場の思いを現場の研究者が語っているという点で、これまでにはない本だと思いました。個人的には気に入らない部分もたくさんあったのですが、いろいろなところに言葉を届けるためには、こういう書き方も必要なのかな…と思える面もあるので、こういう内容で良かったのかもね。2017/02/25

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