出版社内容情報
人生の窮状に役立つ古今東西の名言を紹介。
人生の窮状にこそ、名言の智恵が頼りになる。徳川家康、『孫子』、J・F・ケネディなど、古今東西の珠玉のことばを選りすぐった一冊。
世界の偉人たちが残した言葉や著書には、人生をより有意義に、より豊かに生きる英知がふんだんに盛り込まれている。
▼本書は、文芸評論・社会評論の第一人者である編著者が、世界中から集めた珠玉のことばを100厳選して、解説をつけた名言・名句集である。
▼前進する生命を信じて(ゲーテ)、あまねく人を受け入れる(『論語』)、百戦百勝は善の善なるものにあらず(『孫子』)、名将の下に無能なし(三井高利)、苦労のうちに楽しみを(『菜根譚』)、諸君は国家に何をなしうるか(J・F・ケネディ)など、いずれも現代を生きる我々に大きな示唆を与えてくれる名句ばかりである。
▼なかなか自分の思い通りにいかないのが人生。時には、落ち込んでしまって立ち直れないときもあるだろう。そんな時、ふっと開いた本の一文に感銘を受け、立ち直りのきっかけをつかんだという経験がある人は少なくないはずだ。実り多き人生を送るための智恵が一杯つまった一冊。
●第1章 美しく生きる―節制、美徳、そして品性
●第2章 充実して生きる―願い、信念、そして勇気
●第3章 人の上に立つ―指揮、統率、そして人望
●第4章 心のやすらぎを得る―不安、信仰、そして悟り
●第5章 人生の深奥を味わう―名詩、名文、そして名作
●第6章 社会人として、仕事人として―演説、訓言、そして社訓
内容説明
長い人生には、思い悩み、自らの歩むべき道に迷うときが何度も訪れるものだ。そんなとき、悩みや迷いを解決してくれるヒントとなるのが、先人たちの智恵である。本書は、当代一流の読書人である著者が、古今東西の書物のなかから、時代と場所を越えて、人生の迷いを解決する指針となり、新たな気持ちを奮い立たせてくれる名言・名句を厳選!その内に込められた「人生の智恵」を説き明かす。
目次
第1章 美しく生きる―節制、美徳そして品性
第2章 充実して生きる―願い、信念、そして勇気
第3章 人の上に立つ―指揮、統率、そして人望
第4章 心のやすらぎを得る―不安、信仰、そして悟り
第5章 人生の深奥を味わう―名詩、名文、そして名作
第6章 社会人として、仕事人として―演説、訓言、そして社訓
著者等紹介
谷沢永一[タニザワエイイチ]
関西大学名誉教授。文学博士。1929年、大阪市生まれ。57年、関西大学大学院博士課程修了。関西大学文学部教授を経て、91年、退職。サントリー学芸賞、大阪市民表彰文化功労賞、大阪文化賞受賞。専攻は日本近代文学、書誌学。評論家としても多方面で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。