内容説明
イルカとクジラの研究最前線。新たな12話。
目次
第1部 水族館のイルカ(水族館のイルカ―シャチの移動;飼育下のイルカたち;「まねするイルカ」―シロイルカの模倣)
第2部 イルカとクジラ―その体を知りたい(鯨類を生理学的に調べる手段;鯨類の胎盤―胎子を育む体内のゆりかご;野生動物の病理学とは?―イルカ・クジラの場合;最近の形態学が明らかにしたネズミイルカ科の進化;鯨類における遺伝的集団構造解析―北西太平洋ミンククジラを例として)
第3部 野生に躍るイルカとクジラ(川にすむイルカたち;小笠原のザトウクジラを科学する;北の海のクジラたち―おしょろ丸鯨類目視調査の10年;深海でダッシュするマッコウクジラ)
著者等紹介
村山司[ムラヤマツカサ]
東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)。現在、東海大学海洋学部教授。専門はイルカ類における認知科学、感覚生理学
鈴木美和[スズキミワ]
東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了、博士(農学)。現在、日本大学生物資源科学部准教授。専門は海生哺乳類の生理学
吉岡基[ヨシオカモトイ]
東京大学大学院農学系研究科博士課程修了、農学博士。現在、三重大学大学院生物資源学研究科教授。専門は海生哺乳動物学、繁殖生理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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