内容説明
関東平野本来の自然である常緑広葉樹の森。その姿を今日に残す国立科学博物館附属自然教育園に生息する動植物や菌類の多様性、そして無機的環境を説明する。
目次
1 森をつくる植物(自然教育園の植生と植物相;動いている自然教育園の森 ほか)
2 森の動物たち(自然教育園に現れた133種の鳥;自然教育園の鱗翅類昆虫 ほか)
3 土の中の動物たち(土壌動物全般;ササラダニ類 ほか)
4 森が生み出す豊かさ(ヒートアイランド現象と森のクールアイランド効果;自然教育園の水 ほか)
著者等紹介
濱尾章二[ハマオショウジ]
1959年生まれ。国立科学博物館動物研究部脊椎動物研究グループ研究主幹。(兼)附属自然教育園都市緑地生態研究チーム研究員。博士(理学、立教大学)
松浦啓一[マツウラケイイチ]
1948年生まれ。国立科学博物館研究調整役、動物研究部部長。北海道大学大学院水産学研究科博士課程修了(水産学博士)。地球規模生物多様性情報機構(GBIF)規約委員会副委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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