目次
第7章 干渉理論と干渉計(2つの単色波による干渉;波面分割による2光束干渉;定在波 ほか)
第8章 回折理論(Huygens‐Fresnelの原理;Kirchhoffの回折理論;スカラー理論への移行 ほか)
第9章 回折理論による収差論(収差が存在する時の回折積分;収差関数の展開;3次収差の許容量 ほか)
付録7 Zernikeの円形多項式
著者等紹介
Born,Max[BORN,MAX][Born,Max]
20世紀において最も有能かつ大きな影響力を持った科学者の一人であった。量子力学の基礎的な研究に対してノーベル賞を与えられたが、結晶の格子力学のような他の物理分野においても多大の貢献をしている。G¨ottingen大学で理論物理の主要な学科を創設したが、これは物理学の発展に多大な貢献を残した。1936年から引退する1953年まで、Edinburgh大学の自然科学部門のTait Professorであった。また、ノーベル賞以外にも多くの賞を受賞している。例えば世界学術会議正会員に選ばれ、また、多くの名誉学位を授けられている
Wolf,Emil[WOLF,EMIL][Wolf,Emil]
現在Rochester大学の光物理のWilson Professorである。Bristol大学から理学士(B.Sc.)と哲学博士(Ph.D.)を受け、Edinburgh大学より理学博士(D.Sc.)を与えられた。光学への多大な寄与はよく知られており、それにより多くの賞を受賞しているが、その中には7つの名誉博士号も含まれている。1978年には米国光学会の会長を勤め、現在は、同学会のみならずインドおよびオーストラリア光学会の名誉会員でもある
草川徹[クサカワトオル]
1943年生まれ。1966年早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。1971年早稲田大学大学院博士課程修了。1972年早稲田大学より「光学系の最適化に関する研究」により博士号を取得(理学博士)。東海大学工学部応用理学科光工学専攻教授を経て、2005年3月退官。現在は、光学関連の技術アドバイザーとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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