出版社内容情報
地学的見地から神話の土地を読み解き、アイスランドの風景の中に北欧神話の舞台を探し当てていく。
内容説明
「神々の城アスガルド」や「女神ヘルの支配する黄泉の国」など、北欧神話に描かれた世界は実在するのか?著者ハンゼンは、膨大な文献渉猟を行い、地学的見地から神話の土地を読み解き、4WD車を駆って、荒涼としたアイスランドの風景の中にその舞台を探り当てていく。
目次
第1章 神々の城アスガルド
第2章 巨人族の国
第3章 侏儒の国
第4章 太陽神バルドルの殺害
第5章 黄泉の国
第6章 トネリコの宇宙樹ユグドラジル
第7章 神々の黄昏
著者等紹介
小林俊明[コバヤシトシアキ]
1942年長野県生まれ。慶応義塾大学文学研究科独文学専攻修士課程修了。現在、東海大学外国語教育センター教授。専攻、ドイツ文学
金井英一[カナイエイイチ]
1939年東京都生まれ。東京教育大学独文学研究科修士課程修了。現在、東海大学外国語教育センター教授。専攻、ドイツ文学
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感想・レビュー
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j1296118
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神話学と地質学を駆使して神話の舞台(モデル)を探し求める紀行。 本題の興味深さとはまた別に、紀行そのものも、度々ひどい目に遭っている所を愉快な語り口で書いていてそれが面白い。「こんな事になったのも元はと言えば全て君が子供の頃からの夢を叶えさせようとしているせいなんだぜ!」とは言ってみたいし言われたくもあり。実際に川に嵌まっていたり登山狂ビョルンと会っている最中にはきっとそんな事は思わないだろうけれども2017/04/06
lone_wolf
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北欧神話の入門書として読んだが、入門書には向いてなかったw神話の舞台がアイスランドのどこにあるかを探す内容だったが、なかなか興味深かった2008/08/02
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- 和書
- いつも、おしゃれで。