出版社内容情報
スウェーデン言語界の泰斗を著者とする本書は、北ゲルマン語のすべてを取り上げ、従来わが国ゲルマン語研究にあたって軽視されがちであった諸言語の歴史と現状を概観する。日本のノルド語研究に多大な示唆を与える。
目次
序論（ノルド語圏；親縁関係―ノルド諸語文法にみられる古代より継承されたいくつかの特徴；北欧の部族名称；ノルド基語）
アイスランド語（古アイスランド語；近代アイスランド語）
フェーロー語
ノルウェー語（古ノルウェー語；近代ノルウェー語）
デンマーク語（古デンマーク語；近代デンマーク語）
スウェーデン語（ルーン・スウェーデン語；古典古スウェーデン語；後期古スウェーデン語；古ゴットランド語；前期近代スウェーデン語；後期近代スウェーデン語；正書法；近代スウェーデン語における外国語要素）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すいれん
2
サガからの流れで読んでみた。…難解。言語もだけど、歴史も勉強しなきゃと思いながら読了。タキトゥスとかにも言及していて、広がりと収縮を感じたりも。音と字。…難解。2018/11/28
Lac
0
〇2014/05/04
すむるとろん
0
言語学の知識が皆無のため、序論の段階でかなり苦労した。興味深かったのはアイスランド語と、勿論スウェーデン語について。後期近代スウェーデン語への言及がもっと多ければより興味を持てたのだが、北欧の諸言語を網羅した内容なので仕方ないかな。2013/03/26
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