出版社内容情報
太陽光発電、風力発電は最近の電力系統に急速に増加している。しかし自由なコントロールが効かない不安定電源であり、最近一部の系統で余剰電力も発生している。
電力需要に安定に供給するためには、何らかの安定化対策によって供給力全体として需給バランスをとる必要がある。
安定化対策として、本書では、①太陽光・風力発電と蓄電設備(以下単に蓄電池と総称する)を併用する場合と、②同じく安定電源を併用する場合の2ケースについて検討し解説する。
目次
第1章 エネルギーの長期展望と太陽光・風力発電
第2章 太陽光発電と蓄電池による供給
第3章 風力発電と蓄電池による供給
第4章 太陽光発電と安定電源による供給
第5章 風力発電と安定電源による供給
第6章 太陽光・風力発電の安定供給コスト
第7章 最近の高脱炭素技術の動向
著者等紹介
新田目倖造[アラタメコウゾウ]
昭和34年東京大学工学部電気工学科卒業。同年東北電力株式会社入社。給電部給電課配属、系統保護継電方式の計画、運用、開発、安定度解析など系統技術開発に従事。昭和52年技術部技術開発課副長。昭和54年技術部技術計画課長。昭和56年企画室総合計画課長。昭和63年技術開発本部技術開発部長。平成3年取締役技術部長。平成5年常務取締役。平成11年北日本電線株式会社社長。平成17年同社会長。平成20年同社相談役。平成23年同社相談役退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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