出版社内容情報
プラズマとは、固体、液体、気体に次ぐ「物質の第4態」で、気体粒子が高エネルギーを受けて電子とイオンに分離し、混在した状態をいいます。
宇宙の物質の99%を占めるプラズマの成り立ち、特徴、分類をはじめ、医療や農業、水産業へも広がるプラズマの応用について、図解や写真を交えて紹介しました。
巻末付録には安価に制作できる「大気圧低温プラズマジェットツール」も掲載しています。
内容説明
中学生、高校生、高専生でも順を追って読み進められるよう、難しい数式は一切使用せず、文章と図でプラズマを説明。本格的な専門書を読む前の入門書として最適。
目次
1 プラズマってなあに(光り輝く気体;物質の第4態、プラズマ;身近にある自然のプラズマ)
2 プラズマの基礎(気体の放電現象の始まり(タウンゼント放電)
低気圧直流放電を観察すると
プラズマの分類
プラズマの性質)
3 プラズマの応用(低気圧における低温プラズマの応用;高気圧における熱プラズマの応用;大気圧低温プラズマ(大気圧非熱平衡プラズマ)の応用)
巻末付録 プラズマを点けよう(大気圧低温プラズマジェットツールの制作;プラズマを点灯しよう;大気圧低温プラズマジェットで実験する)
著者等紹介
赤松浩[アカマツヒロシ]
1998年姫路工業大学(現兵庫県立大学)工学部電気工学科卒業。2000年姫路工業大学大学院修士課程修了。2003年姫路工業大学大学院博士後期課程修了。神戸市立工業高等専門学校電気工学科助手。2007年神戸市立工業高等専門学校電気工学科准教授。高専では、高電圧工学および大気圧プラズマ応用技術の研究に従事。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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