出版社内容情報
電験第3種合格者がまずつまずく数学をやさしく解説し、また、最小限必要な範囲に限定しました。質問と回答という形式に統一し、さらにイラストと合わせ解説しています。
本書は、三角関数・複素数・微分法・積分法・微分方程式・ラプラス変換の順で記述し、おのおのの項目には、数学の問題や実際に出題されるレベルの応用問題を納め、単なる数学の学習としてではなく、あくまで電験に出題される物理現象と直結した学習ができるように工夫してあります。
本書は第2種受験者のためよりも、むしろ第3種合格者のレベルに合わせた点が特徴です。
石橋千尋[イシバシチヒロ]
内容説明
数学公式ほか。Q&A方式でわかりやすく解説!!
目次
第1章 電験2種のための数学とは
第2章 2種の三角関数は3種とどう違いどこまで必要か
第3章 2種の複素数は3種とどう違いどこまで必要か
第4章 微分法とは何か
第5章 積分法とは何か
第6章 積分法の応用はどこまで学習するのか
第7章 微分方程式・ラプラス変換とは
第8章 ラプラス変換の応用はどこまで学習するのか
第9章 その他の数学
著者等紹介
石橋千尋[イシバシチヒロ]
昭和26年静岡県生まれ。昭和50年東北大学工学部電気工学科卒業、日本ガイシ(株)入社。昭和52年電験第1種合格。昭和58年技術士(電気電子部門)合格。平成10年石橋技術士事務所開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mittaka
1
積読してた本をやっと読了した。数学をおさらいできてとても勉強になった。円や球の面積、球の体積、立体角の求め方、二種で必要なラプラス変換が腑に落ちた。読了と同時期にK田さんが電験二種合格したのを知り刺激を受けた。役立った参考書や過去問題集を教えてほしい。 気に入ったポイント ・三角関数の相互関係を覚える六角形 1)中央の1を挟む二つの三角関数を掛けると1になる 2)周囲にある三角関数は、これを挟む二つの三角関数の積に等しい 3)▽を構成する三つは、水平に並ぶ二つの二乗の和が、下の一つの二乗に等しい2025/03/31