内容説明
サロー経済学の集大成。豊かな社会を築くための13の経済ルール。
目次
第1部 知識主義経済の探険(現在の経済の全体像;富のピラミッドの頂点に輝く目玉 ほか)
第2部 富のピラミッドの考古学(社会組織を改革する能力;起業家のスキル ほか)
第3部 富のピラミッドで宝を探す人たち(市場性の富の追求;見つからない財宝)
第4部 建設者の登場(富の創造の緊張を管理する;富のピラミッドを建設する)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
102
15年以上前に出版された本で、「ゼロ・サム社会」という書物で有名なアメリカの経済学者による21世紀を見据えた資本主義論です。特に知識というキーワードを使用していますが、まさにその通りで今までのようなやり方ではだめだ、ということをいっています。富のピラミッドを作り出すものは何か、ということでロシアや中国、日本など各国の対応を考えていくべきなのでしょう。いま読んでも結構参考になる気がします。2016/02/17
がっち
2
10年前に出た本だが、ロジックはほぼ変わらないどころか応用できるものであると感じる。強いものがこの世界を制覇するということだ。強いものというのは、別に権力や富だけじゃない。知恵が強いもので、新しいビジョンを社会から見つけて来れるもののことを指す。得るものが得てるというのは理解できることであり、その身分になりたければやらなければならないことをやるべきだ。2013/05/15
ヨンデル
1
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/04/24
ノメ
1
日本の今後なすべきことを考えるのに参考になる。古い本ではあるが、現在でも十分通用する。2015/03/21
aki
0
★32017/11/04