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内容説明
文学、映画、戦争、性、経営…をテーマに、日本人の深層心理を衝く。
目次
宣教師と放蕩者
谷崎と芥川―残酷の美
三島由紀夫―自決したダンディ
大島渚―日本の性
村上春樹―日本人になるということ
吉本ばなな―桃色の夢
パールハーバーの伝説
ヒロシマ―悪魔の技術
ナガサキ―原爆投下の政治決定
サムライ打法
我々日本人
アメリカっぽいということ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiroizm
23
オランダ出身著述家よる1996年に出版された日本文化論集。巻頭の「宣教師と放蕩者」は欧米保守派進歩派双方のアジア観批評。まず出だしに記述の1971年の天井桟敷オランダ公演の様相が面白かった。批評内容もその寺山修司の演劇から日本文化に興味を持った経緯や、その後の研究過程で得た体験など興味深い様々なエピソードを交えていて読み応え十分。プロテスタンティズムから見て日本などアジアの方が性について(実態は男尊女卑的父系社会の文化にせよ)開放的に見えたという記述に驚きつつもいろいろ納得。予想以上の掘り出し物本。2022/10/09
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