出版社内容情報
美しいスケッチが人気の建築士&カラーコーディネーターが、世界観の際立つホテルに泊まって、測って、描いた水彩スケッチ集。間取りから、インテリア、アメニティ、フードまで、素材や色、寸法つきでビジュアライズした図鑑。東京・近郊のミニマルホテルからラグジュアリーホテルまで、ホテルという空間の魅力を解剖する!
内容説明
設計・色彩のプロが、手描きスケッチで、ホテル空間の魅力を解剖する!間取り、インテリア、アメニティ、フードなど、素材、色、寸法つきでビジュアライズした図鑑。ミニマルホテルからラグジュアリーホテルまで、東京・近郊の人気ホテル23件を紹介!
目次
HOTEL K5
アマン東京
SORANO HOTEL
アートビオトープ那須スイートヴィラ
帝国ホテル東京
The Okura Tokyo
山の上ホテル
ザ・プリンス箱根芦ノ湖
toggle hotel suidobashi
hotel hisoca ikebukuro
hotel Siro
LANDABOUT TOKYO
DDD HOTEL
MUJI HOTEL GINZA
all day place shibuya
LYURO東京清澄
浅草九倶楽部HOTEL
THE AOYAMA GRAND HOTEL
sequence MIYASHITA PARK
白井屋ホテル
横浜ベイホテル東急
ナインアワーズ赤坂・スリープラボ
BOOK AND BED TOKYO SHINJUKU
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユエ
21
先日泊まったホテルが載っていて、水彩のタッチとコチャコチャとした書き込みが好みで手に取る。淡い配色やフリーハンドの線はお洒落で素朴で、もう一度言うが好みである。でも同じ理由で、ホテル選びの参考にはあまりならないだろうなと。やっぱりそこは写真がいい。あとは建築関係の知識がある人は測量数字に空間デザインの妙を感じたりするんだろうなぁと想像したり。私はそっち方面の知識は皆無なので、単純に画集として楽しんだ。やっぱりこういう類の本は電子じゃなくて紙だなぁ。2024/04/12
Nishiumi
10
建築・イラスト界隈では言わずと知れた人気本。東京のデザインホテルが美しい水彩画で描かれている。驚くべきなのは、設計者にとって嬉しい情報がきちんと網羅されているところ。ホテルの基本情報だけでなく、細部にわたる寸法や素材、カラートーン、アメニティ、メーカー、部分詳細まで書かれていて、設計の参考になる。巻末にフロアプランもまとまっていて、部屋割りが確認できるところも良い。やっぱ手書きっていいよね〜身体感覚って大事よね〜って思わせてくれる一冊。2024/03/24
iwtn_
9
読むというか見るというか、東京とその周辺ぐらいのホテルの部屋とアメニティの水彩スケッチと解説。あと写真もある。書店でサイン本を見つけ、間取り好きなのもあって購入。都内住みだと宿泊する機会は無さそうだが、素敵な描写で泊まってみたくなる。最後にフロアプランもあって、なんとなく全体像からホテルの特徴も伝わってくる。そんなところも良い。カフェなども併設しているところもあるので、幾つか巡ってみよう。ホテルという空間そのものを作ることで、体験をトータルに演出できる、ということの魅力がよく伝わってくる本だと思う。2023/10/02
てくてく
8
古くは『河童が覗いたインド』、あるいは『旅はゲストルーム』などの実測、スケッチの系譜であり、また、小物や色調、食事などもスケッチの対象として取り上げられていたり、写真も添えられていることから、ホテル空間やホテルで過ごす時間みたいなものを盛り込んでいる点が目新しくオシャレな一冊。山の上ホテルなどの老舗、アマン東京みたいな豪華ホテル、そしてMUJIホテルやカプセルホテルまで取り上げられていてとにかく楽しい。2023/09/05
ニコぴよ
5
東京のホテル図鑑、もちろん東京の全てのホテルではなく一部なのだけど写真ではなく、水彩スケッチで見るのが新鮮です。格式高いホテルのどっしり重厚なインテリアもいいけど、小ぶりな今どきホテルも素敵。コンパクト空間を機能的に使った部屋の平面スケッチを見ながら、この窓辺の椅子に座ってボーッとすごすのも良いな、などと想像が膨らみます。2024/04/04