内容説明
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「人食いザメは存在しません!」――世界でただひとりの「シャークジャーナリスト」が命がけでご案内。その数506種、4億年前から地球に生息するサメを体当たりレポート!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡部敬史/おかべたかし
131
前評判通りの面白さ。著者である研究者の「サメおもしろーい!」愛に満ちていて、読んでるこちらまで笑顔になる。サメがもつ「怖い」という印象が一面で、実に多種多様な生き物だと知るのも楽しい。各研究分野は、若い研究者にこういう本をどんどん書いてもらうのがいいと思います。大洗にサメがたくさんある水族館があるらしいので今度行こうっと2021/08/06
seacalf
118
朝ドラ『モネ』のサメ好き菅沼先生の影響で手に取る。評判通りの面白さ。非常に読みやすいのでサメ好きならずとも楽しく頁をめくれる。まずは『ジョーズ』の偏見を取り除くところから始まり、キャビアで有名なチョウザメもコバンザメもサメじゃないことや、ネコザメの卵はドリル状、人魚の財布と言われる卵を産むナヌカザメ、魚のように卵を産んだり哺乳類のようにお腹で育てたり、サメの肝油は零戦の潤滑油として使われていた等々沢山のトリビアが満載。サメ知識が補充出来て嬉しくなる。サメカレーが食べられる本駒込のコザブロには是非行きたい。2021/09/18
トムトム
96
自分の好きなものを分かってもらいたくて一生懸命書いてある本、面白い!データも興味深いけれど、体験談は体験した人にしか書けない。見た事、聞いた事、自分の五感で感じたこともいっぱい書いてあります。フィールド観察した人しか知らないことを、自分も体験したような気分になりました。2020/08/01
ゆいまある
92
ダイビングの話をすると、ノンダイバーからサメは怖くないのかと聞かれることがある。ダイバーが会うサメは大体ネムリブカ。全然怖くない。パラオでエントリーした瞬間グレイリーフシャーク6匹いた時はちょっと怖かった。日本の海水魚図鑑(いっぱい持ってる)にサメはほとんど出てこない。ダイバーはサメの名は英名で呼ぶので、和名しか載ってないと調べようもない。その点この本は詳しかった。元彼とバハマまでサメ見に行ったがそんなに楽しくなかったな(それで別れた)。サメ愛に溢れる本のお陰で、サメ見るのが楽しみになってきた。満足した。2023/05/14
kk
85
何かが好きで仕方ない人が、そのことについて語る口調は熱い。サメに恋するなんて、かるく「なんで?」って感じだけど、ここまで好きとなると、読んでいて小気味よいです。 世に冷めない恋はないと言うけれど、実はここにあるのではないか、なんて思ったりもしてしまいました。2018/11/18