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内容説明
奄美大島に生息する猛毒の蛇「ハブ」。その咬症被害のすさまじい実態とハブの血清づくりに取り組む医学者を細密に描く迫真のノンフィクション。第1回開高健賞奨励賞受賞作。
目次
第1部 奄美大島
第2部 奄美から沖縄へ
第3部 ハブトキソイドへの道
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TI
6
この作者の「死の貝」、「死の虫」を読んで面白かったので読んでみた。書いたはこれが一番古いのか?悪くはないが「死の貝」ダントツでがよい。2024/06/08
Hiroki Nishizumi
3
読んで丁寧な取材が分る。ハブの恐ろしさ、当時の時代背景もよく分る。またひとつ知識が増えたな。2015/01/26
クリイロエビチャ
0
ハブ毒の血清を作る研究者の話。文章は平易で専門的な内容も排しているし、とても読みやすいのだが、毒の脅威は十分すぎるほど伝わった。生きながら肉が腐っていくなんて想像を絶する。奄美や沖縄の人たちはこの脅威とずっと隣り合わせで暮らしていたんだな。沢井氏の人柄にも惹かれた。エライ大学出てスゴイ所に勤めて、「先生、先生」と崇められ、ふんぞり返るでもなく、自信の血清ができれば子供のように得意げになったり、うまくいかなくて落ち込んだり。部屋にこもらず現場に何度も何度も出だしていく、すばらしい研究者だ。2013/02/24
sabineko
0
新訳で読みたい2012/11/20
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