出版社内容情報
誠実に生きようとしているひとほど、
いっぱいいっぱい……。
大丈夫。カンペキでなくて、いいんだよ。
ーー「心のクセ」に効く30フレーズ
泣きたい。
いいひとでいなくちゃ、
がんばらなくちゃ、
急がなくちゃ、
自分でなんとかしなくちゃ、
ちゃんとやらなくちゃ……。
職場でも、家庭でも、学校や地域社会、楽しむはずの友人関係でも、いつの間にか自分を犠牲にして必死になっている。
なぜ、仕事や責任を抱え込み、 過剰にがんばってしまうのか?
“「正直者ほど馬鹿を見る」という言葉がありますが、キャリアのなかで私が実感しているのは、誠実に生きようとしているひとほど疲れ果ててしまいがちな社会の構造です。みなさん、いっぱいいっぱいで毎日を懸命に生きていらっしゃるのに、なかなか毎日を楽しむことができないのですね。そこで、完璧主義者で疲れている方たちに向けて本を書くことにしました。”
人間関係の問題に対応してきた臨床心理士が、完璧主義に陥り、疲れ果てている人たちの心をほぐすためのマインドセットをシェアします。責任感がつよく、がんばり屋で、いいひとのあなたが、肩の力を抜いて気楽に生きるための処方箋。
内容説明
誠実に生きようとしているひとほど、いっぱいいっぱい…。大丈夫。カンペキでなくて、いいんだよ。「心のクセ」に効く30フレーズ。
目次
カンペキさんは失敗すると自分を全否定してしまいがち
カンペキさんは自分に厳しいので失敗を引きずる
カンペキさんは「正しさ」を妥協することが許せない
カンペキさんは「ひとのため」に自分を犠牲にしてしまう
カンペキさんは期待に応えなくてはと思い込んでいる
カンペキさんは綿密に計画を立てるあまり自分の首を絞める
カンペキさんはいつも何かに追われていていっぱいいっぱい
カンペキさんはひとの評価を気にしてしまう
失敗を成功に変えたいカンペキさんへ
人間関係を良好に保とうとあくせくしてしまうカンペキさんへ
ひとに頼られると無下にできないカンペキさんへ
ひとに評価されるのが怖いカンペキさんへ
つい正論を言いたくなるカンペキさんへ
どんなひとも好きでなくてはならないと思っているカンペキさんへ
周りに気を遣いすぎて疲れてしまうカンペキさんへ
カンペキさんは違和感がある相手でも我慢してしまう
カンペキさんは都合のいいひとになりがち
カンペキさんは「永遠」という理想を信じてしまう
否定することで溜飲を下げてしまうカンペキさんへ
疲れ果ててしまったカンペキさんへ〔ほか〕
著者等紹介
高品孝之[タカシナタカユキ]
公認心理士・臨床心理士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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