出版社内容情報
すべての自然現象を説明できる「万物の理論」を目指す物理学。2000年以上にわたる物理学の歴史をRPGに喩えて解説。
内容説明
慣性の法則、アルキメデスの原理、ケプラーの法則、ファラデーの電磁誘導の法則―。学生時代に習うこれらの法則を見て、「うぅ…」と思ってはいませんか。公式や計算が多くて何かと取っ付きにくい物理学。苦手意識が抜けていない人は少なくないはずです。つまらないと感じる理由の1つはその歩みを知らないから。物理学がどこを目指して何を積み上げてきたのかを知れば、暗記しただけの法則同士が繋がって途端に面白くなってきます。そこで、本書では2500年にわたる物理学の歴史を分かりやすく一気に解説。読後には物理学の魅力に気づく、学生時代に物理学で躓いた人に贈る、天才たちの試行錯誤の物語。
目次
第1章 身一つで「万物の理論」に挑んだ古代ギリシャの“勇者”たち(ヒマ人の妄想が科学の出発点;いきなり魔王に挑んだ人たち ほか)
第2章 “天上”分け目の戦い勃発!天動説vs地動説(冒険に出発した途端の危機;レベル上げに勤しんだヘレニズム時代 ほか)
第3章 天と地を統一したニュートンの大冒険!(ガリレオの発見;暴かれる天の“秘密” ほか)
第4章 身近にいた3つの強敵!不思議ダンジョンを攻略せよ(お宝が眠る3つのダンジョン;ダンジョン攻略秘話1:熱の正体をあばけ! ほか)
第5章 常識や直感は通用しない!量子力学と相対性理論の世界(「波」なのか「粒子」なのか;量子力学の誕生 ほか)
著者等紹介
冨島佑允[トミシマユウスケ]
1982年福岡県生まれ。京都大学理学部卒業、東京大学大学院理学系研究科修了(素粒子物理学専攻)。MBA in Finance(一橋大学大学院)、CFA協会認定証券アナリスト。大学院時代は欧州原子核研究機構(CERN)で研究員として世界最大の素粒子実験プロジェクトに参加。修了後はメガバンクでクオンツ(金融に関する数理分析の専門職)として各種デリバティブや日本国債・日本株の運用を担当、ニューヨークのヘッジファンドを経て、2016年より保険会社の運用部門に勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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