出版社内容情報
言葉で考え、言葉で分かち合う私たち。
言葉を磨くことは、感性を磨くこと。
――『感性のある人が習慣にしていること』の陶芸家による、言葉と向き合うレッスン
しっかりした自分の軸。それは、自分なりの視点、ものさしのこと。自分の軸とは物ごとの判断基準、審美眼、価値観とも言いかえられます。軸がしっかりしている人は、自分らしい「感性のある人」です。
他者と自分の違いを認めつつも、揺るがない自分の軸を持つ。他者に流されない。不安にさいなまれない。背筋の伸びた、芯のある人になる。感性を磨く。そのために、今からすぐにできることがあります。それは、自分の言葉に意識を向けること。
私たちは、言葉を使って物ごとを考え、言葉を使って情報伝達しています。自分を知り、周りを見て、世界に対して心を開く。そのすべてに言葉が欠かせません。言葉を丁寧に使うということは、自分を丁寧に扱うことであり、周りを丁寧に捉えることであり、世界と丁寧に向き合うことなのです。つまり、言葉を丁寧に磨き「私らしい言葉」を持てるようになれば、毎日を楽しみ、前向きに豊かに生きることができるようになります。「私らしい言葉」を身につけ、思考し、コミュニケーションを取り、しあわせになる。そのための方法をシェアします。
内容説明
言葉で考え、言葉で分かち合う私たち。言葉を磨くことは、感性を磨くこと。『感性のある人が習慣にしていること』のアーティストによる言葉と向き合うレッスン。
目次
第1章 軸がある人は「私らしい言葉」の価値を知っている(言葉の力は人を動かす;感情をうまく伝えられない理由 ほか)
第2章 自分と向き合えば「私らしい言葉」が起動しはじめる(自分との対話―土や道具が教えてくれたこと;出さない手紙を書く―気持ちに向き合う ほか)
第3章 感性のある人は「私らしい言葉」で世界を捉えている(「職業病」の視点を持つ;小さなことに驚いてみる ほか)
第4章 「私らしい言葉」を持てば人と深くつながる(デザイナーからの学び―課題を見つける;具体化と抽象化で本質に迫る―「なぜ」を重ねる ほか)
第5章 「私らしい言葉」で自分を認め、世界に心を開く(視点を切り替える―笑うも悲しむも、私が決める;あの人を思い出す―闇堕ちしないために ほか)
著者等紹介
SHOWKO[SHOWKO]
陶芸家/SIONE主宰/スプリングショウ代表取締役。京都で330年続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれる。佐賀での陶芸の修行を経て、2005年、京都で自身の工房をスタート。2009年に法人化し、「読む器」をコンセプトにした陶磁器ブランドSIONEを立ち上げる。銀閣寺の近くに直営店をオープンし、ミラノ、パリ、中国、台湾、他、活躍の幅を世界に広げている。また、京都の老舗企業「福寿園」をはじめとする、他社の新規事業立ち上げや、ブランディング、コンサルティングも手掛*(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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