出版社内容情報
男にとって人気ブランドの超定番といえば「ロレックス」。
古今東西で愛され続けている腕時計の代名詞的な存在だが、コロナ禍以降、異変が起きている。
以前から「コスモグラフ デイトナ」など、百貨店などの店頭に並ばない一部の稀少モデルは存在したが、2023年のいま、ほぼすべての人気モデルが店頭から消えた。
いったい、どこに消えたのか。その背景とはいったい?
そして、お目当てのロレックスを購入したい人々にとって、納得できる代案は?
ロレックスを買いたい人、買えない人。いまのところ買う機会はないが関心のある人――にとって必読の書です。
内容説明
店頭から消えた。でも、いい時計はほかにもある。30年の経験から語る、あなただけの1本。
目次
第1章 いかにしてロレックスは、特別なブランドになったのか。(1905年にロンドンで創業。その後、ジュネーブへ;腕時計で初のクロノメーター認定 ほか)
第2章 日常になってしまった、「ロレックスが買えない」現象。(コロナが到来して、店頭からロレックスが消えた;全てはデイトナから始まった ほか)
第3章 入手困難な人気モデル10本に、取って代わる腕時計を選んだ。(ロレックス人気モデル→コスモグラフデイトナ 提案モデル→ゼニス クロノマスターオリジナル1969;ロレックス人気モデル→エクスプローラー 提案モデル→ショパール アルパインイーグル ほか)
第4章 ロレックスが欲しい人にこそ、お薦めしたいブランドがある。(モンブラン―名門ミネルバから受け継いだ、知られざる「タフさ」;ブレゲ―天才時計師が創業したメゾンの、絶大なるステイタス ほか)
著者等紹介
並木浩一[ナミキコウイチ]
腕時計ジャーナリスト。桐蔭横浜大学教授(博士)。1961年横浜市生まれ。ダイヤモンド社にて雑誌編集長、編集委員を経て現職。1990年代わりスイスの2大国際時計見本市(バーゼル、ジュネーブ)を含めて、国内外の時計界を取材し、高級腕時計の書き手として第一線で活躍。学術論文も発表、テレビ・新聞でも多数コメント。生涯学習機関の「学習院さくらアカデミー」と「早稲田大学エクステンションセンター」では、一般受講可能な腕時計講座も開講している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。