出版社内容情報
急増する職場の適応障害。上司である自分も疲弊せずに、部下をうまくマネジメントするために、知っておきたい知識とスキル。
内容説明
急増する職場の適応障害。知っておきたい知識と、身につけたいマネジメントスキル。
目次
第1章 適応障害って何だろう
第2章 適応障害とはこういう病気
第3章 職場で起こるさまざまな問題
第4章 よりよい上司になるために
第5章 部下が「適応障害では?」と思ったら
第6章 復職した部下にどう対応するか
著者等紹介
森下克也[モリシタカツヤ]
1962年、高知県生まれ。医学博士、もりしたクリニック院長。久留米大学医学部卒業後、浜松医科大学心療内科にて永田勝太郎先生に師事、漢方と心療内科の研鑽を積む。浜松赤十字病院、法務省矯正局、豊橋光生会病院心療内科部長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よっしー@challenge
7
鬱病は本人へ焦点が当たるが、適応障害では職場も含めた外部要因の改善が求められる。外的ストレス因子には業務過多や人間関係等。発病者への対応は正しい知識と組織的に動くこと。自身の経験を頼りにしない!予防策も復職者対応も"重要感"を満たすことがポイント、その手段として"声掛け"は非常に大切!上司から部下への報酬として労いがこもった言葉は価値が高い。「部下の仕事の責任は上司の自分が取る」この姿勢を宣言し体現することは部下の救いとなる!人の役に立つためにあるのが組織。人を大切にする意識が常にあれば誤るリスクは減る。2022/06/29
アンズ書店
3
側にいてストレス要因にもなりえる人間が、どう状況を理解し、よりよい距離感を取っていくか。という本。
Go Extreme
3
適応障害:治療の難しさ つい取りがちなまずい対応 企業のメンタルヘルスケア 産業医 部下の杞憂 うつ病と何が違う 燃え尽きの生物学的メカニズム 適応障害を構成する3つの要素 外部・内部・時間要因 身体症状の重要さ 生きがい喪失 心身症 機能性疾患 3要因ノート 職場での様々な問題 よりよい上司:信頼の3要素 部下の信頼形成 部下のストレス耐性を高める 適応障害ではと思ったら:ストレスチェック制度 初動以前の対応 外部要因調整 復職した部下への対応:上司の陥りやすい心理 復職までのステップ 社会的時差ボケ2021/02/28
K
2
これを読むと上司側は上司側で大変そう。会社という装置は罪深いシステムや。みんなスカッと生きたいもんやね。2024/08/13
ままくー
2
上司もここまでケアしないといけないなんて大変すぎる...なかなかこんなに丁寧にはでけへんよ~たぶん。2022/04/12