出版社内容情報
外国人労働者たちを熟知する国際行政司法書士が、2019年4月1日に施行された改正入管法の現状を説明しつつ、
「受け入れ基準緩和」を拡大していった場合に想定される「近未来の私たち」の姿をリアルに描く。
入管法改正による外国人労働者の流入は、事前に予想されたほどにはならなかったが、長期的な視点に立てば、いずれ営業職や製造、研究、流通など「私たち」の仕事環境に彼ら/彼女らが参画してくることは確実だろう。
まさに近未来、私たちの労働環境に“凄まじい変化!”が起ころうとしているのである。
この状況をどれだけの日本人が理解しているだろう?
内容説明
行政書士として、外国人の在留資格取得や日本での起業支援を手掛け、彼らを熟知する著者が、急速に進む労働力の多様化と、それが私たちの生活にどう関わってくるのかを解説。「労働力」でなく「人間」である外国人をどう受け入れていくべきか、「外国人と向き合う最前線」から提言する。
目次
はじめに 私は外国人と向き合う最前線にいる
第1章 実は誰もわかってない!?外国人労働者ってなんだ!
第2章 現代外国人労働者事情
第3章 実は勤勉で優秀な外国人労働者たち
第4章 「特定技能」導入で露呈した日本の強みと弱み
第5章 外国人をめぐる諸問題
第6章 「共生」への処方箋―私の考え
第7章 10年後の同僚は外国人ばかり?
著者等紹介
細井聡[ホソイサトシ]
特定行政書士。1957年生。東京都出身。南山大学独文科卒。さまざまな国のさまざまな外国人を受け入れ、彼らの就職や起業などの支援に携わり、現場の最前線で業務に当たっている行政書士(大江戸国際行政書士事務所)。大学卒業後、大手電器メーカーにて飲料メーカーへの販売促進業務に携わり10年勤務。1990年、起業して長年の夢であった音楽業界へ進出。音楽書籍の企画制作販売、海外アーティストのCD制作や招聘などを手掛ける。2010年リタイヤ。2011年、東京電力福島原子力発電所のコールセンターにて賠償業務に携わることとなり、事業賠償の責任者として勤務。すぐに法律の重要性を思い知り、行政書士資格を取得、現事務所開業に至る。主業務は、企業からの依頼による外国人の在留資格取得業務、外国人の日本での起業支援、そしてこれらに伴う許認可、契約書等の作成。著作権が含まれる契約書を得意としている。ビザ免除国ではない国のビザ申請も引き受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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