内容説明
いま、あなたが亡くなったら家族や友人、同僚はあなたについて何を語るだろう？ハフィントンポスト創設者が問う、お金や権力だけではない本当の成功の意味。
目次
１ ウェルビーイング（新たな設計図―人生という建物をリフォームするとき；バーンアウト―私たちの文明の病 ほか）
２ ウィズダム（人生は教室；直感の力―内なる声は黙って聞く ほか）
３ ワンダー（いざ、内なる世界の旅へ；沈黙よ、こんにちは ほか）
４ ギビング（思いやりの限界の拡大―今週末は何をする？；自然災害がなくても自然な人間性を発揮しよう ほか）
著者等紹介
ハフィントン，アリアナ［ハフィントン，アリアナ］ ［Ｈｕｆｆｉｎｇｔｏｎ，Ａｒｉａｎｎａ］
１９５０年ギリシャ・アテネ生まれ。「ハフィントンポスト」創設者、プレジデント、および編集長。１６歳でイギリス・ケンブリッジ大学に入学し、経済学を修める。２００６年と２０１１年にタイム誌の「世界で最も影響力のある１００人」に選出されるなど、「ハフィントンポスト」を世界的なメディアに育て上げる。二人の娘の母
服部真琴［ハットリマコト］
翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
５ よういち
83
ハフィントンポストの創設者のアリアナ・ハフィントン◆タイム誌の「世界でもっとも影響力のある100人」にも選ばれた頃、彼はオフィスの床に血まみれで倒れていた。疲労と睡眠不足が原因だって。そして、こう考えた。「成功とは何か」◆成功=お金と権力と考える現代であるが、これは持続可能ではない。持続可能なのはサード・メトリック(第３の価値観)が必要◆サード・メトリック４本の柱①ウェルビーイング(幸福)：歪んだ成功観の産物の1つがストレスや鬱。もっと幸せになるには、マインドフルネスと瞑想が良い。2019/05/14
OHNO Hiroshi
3
WELL-BEING WISDOM WONDER GIVING P151引用 ”私たちがこの世界にいるのは勝利や戦利品や体験を積み上げるためでなく、失敗を避けるためでもない、ひたすら削り、こすり落としていったあとに残る本当の自分を見つけるため。そうすることでしか、痛みと喪失の目的を見つけることはできない。そうすることでしか、感謝と恩寵へ戻ることはできない。”2016/04/08
いくみ♪
3
プレジデントウーマンの読書特集で紹介されていたので買ってみました。感銘を受けたり共感するところがたくさんあり、また読み返したいと思う本でした。ビジネス書をイメージしていましたが、哲学書みたいな感じでした。本の中で重要とされている「瞑想（メディテーション）」って、日本では某真理教の影響で未だになんかあやしいイメージがしちゃいますが、意識してやってみようかなと思いました。2015/11/24
Natsuko Kadokura
3
読んで良かった、のひと言。成功するためのハウツービジネス本ではなく、成功そのものを再定義して、よりよい人生を送るためにどうしたら良いかの指南書。と言っても、精神論などのフワッとした内容ではなく、様々なリサーチからのエビデンスに基づいた具体的な提言で、しかも「実行可能そう」、もしくは「トライしてみたい」と誰もが思える内容だと思う。今、育児真っ最中で働いていない私だけど、育児にも役立つヒントが満載だった。とりわけ「アンプラグ」ーデジタルデトックスと睡眠時間の確保は有効だと思い、早速実行。夜7時以降はネットもメ2015/04/09
こどもおねむ
2
サードメトリックとは、真に自分に値する人生を生きるための第三の価値観だと言う。ウェルビーイング・幸福、ウィズダム・知恵、ワンダー・不思議と驚き、ギビング・与える事の4つの柱からなる。 大体は似たような自己啓発書で語られたような話ばかりで、目新しい事はなかったように感じた。休む事が重要だとか、時間は大事だとか、どの書でも語り尽くされているし、洋書特有の回りくどい感じが読みにくかった。もっと前に読んでいたなら印象は違ったかもしれない。 ギビングは、与える余裕があると言うことが満たされている事の裏返しかな。2021/11/02
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