内容説明
停滞と躍進。正反対の方向に進む日本と韓国はどこが違うのか?それぞれの長所と短所を比較・分析し、さらには日韓企業の協力により、ともに世界市場に打って出る方法を提示する。「韓国企業がなぜ強いのか」という議論を越えた、気鋭の経営学者による、画期的な日本経済復活策。
目次
第1章 韓国企業は日本の一番弟子
第2章 日本のモノづくり精神はデジタル時代に仇となる?
第3章 似ているようで違う生産方式の秘密
第4章 韓国の営業マンの底力
第5章 一枚上手なマーケティング力
第6章 顧客第一の日本と愛国精神の韓国企業
第7章 戦略なき殿様経営と絶対的な皇帝経営
第8章 韓国が日本を越えた理由
第9章 海外市場で強さを見せる韓国企業
第10章 日韓協力の可能性
巻末特別対談 日韓企業が率いる二一世紀のマネジメントの可能性
著者等紹介
金顕哲[キムヒョンチョル]
ソウル大学国際大学院教授。1962年生まれ。ソウル大学経営学部、同大学院を卒業(MBA)。ボスコ奨学生として、日本企業の競争力を学ぶために来日。慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了。経営学博士。ハーバード・ビジネススクール客員研究員、筑波大学大学院ビジネス科学研究科助教授などを歴任。韓国に帰国後はサムスン電子、現代自動車、SKテレコム、LG CNSなどの経営顧問を務める。さらにはトヨタ自動車、新日鉄、JR東日本、JA、三菱グループ、アサヒビール、キヤノン、日産自動車、ダイハツ工業、富士ゼロックス、花王、旭化成、横浜ゴム、伊勢丹、ワールド、紀文食品、オリエンタルランドほか、数多くの日本企業のマーケティング教育などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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