殿様経営の日本+皇帝経営の韓国=最強企業のつくり方

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784484103136
  • NDC分類 335.221
  • Cコード C0034

内容説明

停滞と躍進。正反対の方向に進む日本と韓国はどこが違うのか?それぞれの長所と短所を比較・分析し、さらには日韓企業の協力により、ともに世界市場に打って出る方法を提示する。「韓国企業がなぜ強いのか」という議論を越えた、気鋭の経営学者による、画期的な日本経済復活策。

目次

第1章 韓国企業は日本の一番弟子
第2章 日本のモノづくり精神はデジタル時代に仇となる?
第3章 似ているようで違う生産方式の秘密
第4章 韓国の営業マンの底力
第5章 一枚上手なマーケティング力
第6章 顧客第一の日本と愛国精神の韓国企業
第7章 戦略なき殿様経営と絶対的な皇帝経営
第8章 韓国が日本を越えた理由
第9章 海外市場で強さを見せる韓国企業
第10章 日韓協力の可能性
巻末特別対談 日韓企業が率いる二一世紀のマネジメントの可能性

著者等紹介

金顕哲[キムヒョンチョル]
ソウル大学国際大学院教授。1962年生まれ。ソウル大学経営学部、同大学院を卒業(MBA)。ボスコ奨学生として、日本企業の競争力を学ぶために来日。慶應義塾大学大学院経営管理研究科博士課程修了。経営学博士。ハーバード・ビジネススクール客員研究員、筑波大学大学院ビジネス科学研究科助教授などを歴任。韓国に帰国後はサムスン電子、現代自動車、SKテレコム、LG CNSなどの経営顧問を務める。さらにはトヨタ自動車、新日鉄、JR東日本、JA、三菱グループ、アサヒビール、キヤノン、日産自動車、ダイハツ工業、富士ゼロックス、花王、旭化成、横浜ゴム、伊勢丹、ワールド、紀文食品、オリエンタルランドほか、数多くの日本企業のマーケティング教育などを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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こうじ

0
先週参加したのPMI Japan Forum 2014で講演していたソウル大学国際大学院の金顕哲(キム・ヒョンチョル)先生の著書。個別視点で見ると、けっこう浅いところがあると思うけど、歴史的な経緯も踏まえて、日韓企業を比較しながら、韓国企業の強さ、日本企業の弱さをリーダーシップ、人事、その他の視点から述べているのは面白い。学ぶか学ばないかはあなた次第。しかし知ることは必須だ。その通りだなぁ、と思った。2014/07/19

隣のトロロ

0
韓国の国民性が韓国企業の強さを反映している。さらに徴兵制度があるためトップダウンに指令が下ることも活かされている。韓国経済悲観論があるが、筆者は各方面から韓国について研究しているため信頼性が高く、非常に内容が濃い。2014/06/04

Daisuke Nakai

0
韓国人の特性が韓国企業の強さにどう活かさせているかという点が面白かった。特にコミュニケーション面の違いが興味深い。品質保証面で大げさな物言いを避ける日本と、そんなことは気にしない韓国。ハイコンテクストでイメージで訴える日本のCMと、直接的に商品を売り込む韓国のCM。日本流も好きだし大事にしたいけど、時には相手に合わせて変えることも大事。もちろん変えない部分も大事で、その軸を持つのが難しいんですが。。。2012/08/13

hosojin

0
この本の帯に、「学ぶか学ばないかはあなた次第。しかし知ることは必須だ。」と書いてあるがまさにその通りの内容である。日本企業に何が必要なのか、何が求められているのかを深く考えさせられた。2011/04/28

せんじゅ

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とても読み易かった。書いていることも概ね納得。韓国から見習うことはたくさんあるけど、どちらかというと日本がどうするのか、っていう部分で考えさせられた。2010/11/20

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