有価証券報告書を使った決算書速読術

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有価証券報告書を使った決算書速読術

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784484072364
  • NDC分類 336.92
  • Cコード C0034

内容説明

数字だけではわからない。数字の裏の“実際のビジネス”をつかむために、プロはみな「有価証券報告書」を読んでいる。有価証券報告書をデータベースのように使って必要な情報を取り出す技術。

目次

第1章 有価証券報告書を使った決算書速読術(有価証券報告書とは何か;有価証券報告書の入手方法;有価証券報告書に書かれている内容 ほか)
第2章 有価証券報告書から会社の情報を入手する(会社の業績はここを見よう;会社の歴史を知りたいね;会社がやっている意外なビジネス ほか)
第3章 有価証券報告書を使って決算書を速読する(吉本興業―あの会社は儲かっているのか?;ブルドックソース―あの会社はなぜ狙われたのか?;ミクシィ―あの会社のビジネスモデルが知りたい! ほか)

著者等紹介

望月実[モチズキミノル]
1972年愛知県名古屋市生まれ。立教大学卒業後、大手監査法人に入社。監査、株式公開業務、会計コンサルティング等を担当。2002年に独立し、望月公認会計士事務所を設立。ドラッカー学会会員。現在は「日本人を数字に強くする」をミッションとして執筆活動、セミナー、人気メルマガ「経済丸わかり公認会計士が教える使える知識」の発行など精力的な活動を展開中

花房幸範[ハナフサユキノリ]
会計コンサルタント。1975年生まれ。中央大学商学部卒業後、大手監査法人に入社。監査業務の他、株式公開、デューデリジェンス業務等に携わる。その後、投資会社にて財務経理部長としてM&Aに従事。退職後、会計コンサルタントとして現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

超運河 良

9
利益を多くするのは売上を上げるか経費を抑えるかの2つ。一貫して粗利が大きいと強みがある。営業経費は長期的経済力を破壊しかねない要因が潜んでるので一貫して経費は低い事がいいね。多額の研究開発が有ると競争優位に先天的欠落を内包してる。減価償却費をキャッシュフローだとプラスだけど現実的なコストで利益を計算する時に除外すべきでは無い。特許=競争優位として有報を見ると実に美しく見えるけど本当の強みが見えなくなる。本当に強いのは特許も何も要らないブランド名で同じバックが高くなる。無形固定資産の強みこそ投資家が見る2015/09/10

Yasomi Mori

5
決算書の数字からその会社のビジネスをイメージできることを目指す一冊。有価証券報告書の必要箇所のみを拾って読む方法を、時系列分析と他社比較の具体例付きで解説する良書。 有価証券報告書からは、以下のことが分かると。「1.どんなビジネスを行っているか、2.従業員の状況、3.どんな財産を持っているか、4.どう資金調達を行っているか、5.どんなノウハウを持っているか、6.どんな研究開発・新規事業を行っているか、7.財務情報」。/本書を真似て、実際にいくつか沿革等を読んでみたけど、思わぬ発見があって面白さを体感した。2019/04/17

めいけふ

3
とてもわかりやすい本。何を知りたいのかでどこを読むのか、その中のどの内容を参考にするのかというのをわかりやすくケーススタディを使って紹介している。mixiさんに期待されてたようですがとりあえず今のところあかんです、、、2013/09/29

まめタンク

2
2017年、93冊目。 72点 決算書の入門よりもやや難しい。内容が悪いわけではないけれど、取り扱っている企業が2007年当時の吉本興業、ワタミ、ブルドックソース、ミクシィなどややマイナーなのが残念でした。2017/07/17

akihirok

2
決算書の読み方を勉強する第一歩にはとてもよかった。少し前の本なので、解説事象や企業が古かったが有名なものばかりなので思い出しながら読めた。実際に有価証券報告書のどの部分に着目するべきか書きながら、分析方法を丁寧に紹介していた。興味を持つ、とりかかりとしてよかったので、関連分野の専門書で根拠となる知識を身につける。2013/01/31

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