吉田都 終わりのない旅

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 117p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784484052090
  • NDC分類 769.1
  • Cコード C0095

内容説明

ジンクスも、ラッキーチャームも、いらない。必要なのは、チャレンジし続ける、強さ―英国ロイヤルバレエ団の名花、吉田都のすべて。プリマのフォトエッセイ。

目次

憧れ。
からだづくり。
ヒロインを、生きる。
私の愛するロイヤルスタイル。
私から、ヒロインへ。
好きな、もの。
未来のバレリーナたちへ。
ジゼルになった日。
終わりのない、旅。
MIYAKOのあゆみ
子どもたちに、ダンスを。

著者等紹介

吉田都[ヨシダミヤコ]
東京生まれ。9歳でバレエを始める。1983年、ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップ賞を受賞後、英国ロイヤルバレエスクールに留学。1984年、サドラーズウェルズロイヤルバレエ団(現バーミンガムロイヤルバレエ団)に入団。1988年にはプリンシパルに昇格。1991年、英国のダンス専門誌「Dance & Dancers」の人気投票でダンサーズ・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。1995年、プリンシパルとして英国ロイヤルバレエ団に移籍。以後、ロイヤルバレエ団の数々の作品で主役をこなし、現在、人気・実力とも英国最高峰のバレリーナのひとり。1997年には芸術選奨新人賞、2001年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。2003年からUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)の難民教育基金支援公演を継続的に行なっている。2004年、バレリーナとしての功績とともに積極的なチャリティ活動をとおしての社会への貢献が認められ、ユネスコ平和芸術家に任命される。2005年、6年ぶりの英国ロイヤルバレエ団の日本公演ではシンデレラを踊る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

43
大好きな都さんのフォトエッセイ。「人の心を打つのは、高度なテクニックよりも表現の力」という言葉に共感しました。都さんの場合は、表現力は勿論のこと。日本での厳しい基本練習があった事で身についた高度なテクニックあってこそでしょう。そのストイックなまでの探究心、自制心に頭が下がります。何度も現れる背中のアップ写真に息をのみます。素晴らしい筋肉。どの写真も芸術性があって素晴らしいのですが、写真家の個性が強すぎて、都さんファン、バレエファンとしては、もっと優雅で美しい写真を観たかった2017/03/30

ひめありす@灯れ松明の火

35
はじめて踊る姿を見たのはローザンヌのコッペリア。生まれて初めて舞台に上がった幼い女の子の様に、溌剌と何もかも楽しげに、踊っていた彼女。指先まで喜びが満ちていた。英国の人が愛したのは、そんなケレン味のない純真さと肉体に対するあくなき探究心。小鹿のように跳ねていた肉体が少しずつ年を重ねて、重力との付き合いを知って、人間の女になった。役柄でしか彼女を知らない私は、初めて彼女の人間としての面を見て、そう思いました。可憐なジゼル、シンデレラ、無邪気なジュリエットにリゼット。リゼットがお気に入りというのが何だか可愛い2013/06/17

たまきら

18
まず、写真に惹かれて。そしてその後文章にじ~ん。本のサイズが小さくてよかった、大きかったら恋をしてしまったよ、これは。オタマさんは十分恋に落ちています。たまたま借りてきていたほかのバレエの本に都さんの踊っている写真があったんですが、すぐにきづいて「みやこさんがいる!」様々な人種のダンサーが胸を張って様々な役で登場している現代。当然のようにすべての人種のダンサーをうけとめている娘にもにっこり。やっぱ芸術っていいなあ。2016/01/29

FUU

7
これまた数年ぶりの再読。都さんの言葉はいつでも心に響く。でも実践するとなると結構難しいのが、最初の自分との闘いなのかも。終わりのない旅=人生だなーと思う2014/04/05

しろのあ

5
クララ連載の漫画と同時読み。ご本人の写真とコメントが充実で目の保養になりました。ジュリエットやジゼルを演じる立場でコメントしていたところが特に興味深かったです。この二名はわたしも、理解に苦しむヒロインなのですが、演じることでつかむのですね。これから見る目も変わってきそうです。2016/03/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/203326
  • ご注意事項

最近チェックした商品