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ヒトラーをめぐる女たち

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  • サイズ B6判/ページ数 353p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784484021010
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

内容説明

死の直前に晴れて花嫁になった愛人エーファ・ブラウンをはじめ、側近の夫人や娘、パトロン、秘書ら、その魔力に魅入られた女たちが織りなす愛憎劇。

目次

母心―クララ・ヒトラー
思春期の異性―シュテファニー、エミーリエ、そして謎
裕福なパトロン―ベヒシュタイン、ブルックマン、その他
世慣れた女性―ヘレーネ・ハンフシュテングル
「ニーベルンゲンの信義」―ヴィニフレート・ワーグナー
ほとんど娘のような―ヘンリエッテ・ホフマン
失望―マリア・ライター
悲業の死を遂げた「理想の女性」―ゲリ・ラウバル
最期まで待ち望む―エーファ・ブラウン
炎の野心家―マグダ・ゲッベルス
英国の「ナチ少女」―ユニティ・ミットフォード
美しき仮象の勝利―レニ・リーフェンシュタール
囚われの秘書―クリスタ・シュレーダー

著者等紹介

シャーケ,エーリヒ[シャーケ,エーリヒ][Schaake,Erich]
ジャーナリスト。1973年の第4次中東戦争、1977年ソマリアのルフトハンザ機ハイジャック事件、1977年赤軍派によるドイツ工業連盟・ドイツ経営者連盟会長H.マルティン・シュライアー誘拐殺人事件、アフガニスタン戦争(1979‐1989)など、おもに時事的な政治事件を報道

渡辺一男[ワタナベカズオ]
1946年神奈川県生まれ。1972年東京都立大学大学院修士課程修了(独文学専攻)。1973年から1999年3月まで山形大学に勤務。ドイツ語およびドイツ文化論を担当する。現在は、フリーランスの翻訳者としてオーストリアに在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

8
女性の内助の功とあるが愛が強いほどその力が発揮される。女性の最大の強みを引き出させるかダメにするかは男の役割である。強みを最大に発揮した人の活力、知恵、創造力、行動力は機械では絶対にありえないほどのパワーが秘められている。人は愛を持って目標、ビジョンをもって行動すると成長が早くなり時として大きな決断もできる。昔からさり気ない思いやりを行動で示すのは人は喜ぶ。一途に愛するということは人ができる最大の奉仕。リーダーとは愛されることでもある。部下にさり気ない気を使うからこそ信頼、絆ができる。さりげなくがリーダー2014/05/02

Gen Kato

1
ヒトラー関連の評伝書籍のなかでも出色のおもしろさ〈私見〉。続けて2度読みしてしまった。にしても、ヒトラーの「男性的」魅力、自分にはどう読んでもわからない(だけに怖い)…2025/03/30

てつこ

0
ヒトラーの生涯において決定的な役割を果たした女性たちの生涯をまとめたもの。母や崇拝者、パトロン、友人など。物語り風で読みやすい。ww1の後で貧窮していたドイツで独裁者が熱狂的に受け入れられたのは時代の空気にぴったり嵌まる何かがあったんだろうけど、抑鬱症や自殺を考えるまで崇拝する若い女性が多くてびっくり。屋烏の愛というか惚れた欲目というか欠点が一切見えなくなるのかな。友達だったら絶対やめときなって説得するわ…。どこまで正確に描かれてるか不明だけど大半の人が愛情を感じずに育つなど幼少期に問題があるような感じ。2020/12/31

まどか

0
物語的な語り口調で面白いんだけど、人間の性格の全てを幼少期の体験に還元しようとしすぎるきらいがある。 2019/06/25

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