内容説明
死の直前に晴れて花嫁になった愛人エーファ・ブラウンをはじめ、側近の夫人や娘、パトロン、秘書ら、その魔力に魅入られた女たちが織りなす愛憎劇。
目次
母心―クララ・ヒトラー
思春期の異性―シュテファニー、エミーリエ、そして謎
裕福なパトロン―ベヒシュタイン、ブルックマン、その他
世慣れた女性―ヘレーネ・ハンフシュテングル
「ニーベルンゲンの信義」―ヴィニフレート・ワーグナー
ほとんど娘のような―ヘンリエッテ・ホフマン
失望―マリア・ライター
悲業の死を遂げた「理想の女性」―ゲリ・ラウバル
最期まで待ち望む―エーファ・ブラウン
炎の野心家―マグダ・ゲッベルス
英国の「ナチ少女」―ユニティ・ミットフォード
美しき仮象の勝利―レニ・リーフェンシュタール
囚われの秘書―クリスタ・シュレーダー
著者等紹介
シャーケ,エーリヒ[シャーケ,エーリヒ][Schaake,Erich]
ジャーナリスト。1973年の第4次中東戦争、1977年ソマリアのルフトハンザ機ハイジャック事件、1977年赤軍派によるドイツ工業連盟・ドイツ経営者連盟会長H.マルティン・シュライアー誘拐殺人事件、アフガニスタン戦争(1979‐1989)など、おもに時事的な政治事件を報道
渡辺一男[ワタナベカズオ]
1946年神奈川県生まれ。1972年東京都立大学大学院修士課程修了(独文学専攻)。1973年から1999年3月まで山形大学に勤務。ドイツ語およびドイツ文化論を担当する。現在は、フリーランスの翻訳者としてオーストリアに在住
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