内容説明
本書では、実践的な戦略的マーケティング課題に応えるという意味で、事例はすべて日本の産業界に絞った。その中でも、私が長年実践的なコンサルタント的役割を果たしてきた「アパレル業界」、「食品業界」、「百貨店業界」、「コンピューター業界」の四つの業界を取り上げて、実践的な処方箋を提案するようにした。
目次
第1章 戦略的マーケティングの革新性
第2章 戦略的マーケティングの概念的モデル
第3章 事業診断
第4章 事業目標設定
第5章 成長機会予測
第6章 競争力評価
第7章 戦略的マーケティングの体系化
第8章 戦略的マーケティングとエキスパート支援システム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
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アンゾフの戦略的意思決定過程としてニーズの知覚・代替的なコースの探索・代替案の評価・代替案のせんたくがあげられている。まあ、環境が取り巻く企業をESOと名付けている。マーケティングの調査や監査、改善策のワークシートが載っている。また、マトリクスなどの戦略的アプローチが一緒に載っている。マーケティングのモジュールについてはあまり多くを語っていない。事業のライフサイクルは目新しいものではなく、市場のセグメント分けの重要性が述べられいる。アパレルを例にあげて購買力などを評価して考えている。データ入力は時代を感じ2014/05/04