出版社内容情報
時間を湛えた物たちは想像力の彼方に人を誘う。センスのよさで定評のある古道具屋の主人が物の魅力を存分に語る。古くて新しい美しさへの基準。
目次
自分好み
大切なオブジェ
タミゼができるまで
香りの効能
古い本
傷だらけのカフェオレボウル
筆跡
割れたガラスの美しさ
少女の刺繍
昔のスプーン〔ほか〕
著者等紹介
吉田昌太郎[ヨシダショウタロウ]
1972年東京生まれ。東京の美術学校を卒業後、テキスタイルデザイン会社に就職。1996年から骨董屋「灯屋」に転職、4年の修業時代を経て、2001年、麻布十番にて「antiques tamiser」をオープン。2005年、恵比寿に移転。2009年、黒磯に「tamiser kuroiso」をオープン。最近では店舗・住宅の空間プロデュースも手掛ける。恵比寿と黒磯を行き来し、時宜に応じてヨーロッパに仕入れに出かける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
16
独り言みたいな語り口。不思議な感じ。2021/08/10
Charlie
2
良く晴れた春の日曜日の朝に著者のこんなハイセンスさを文と写真で楽しめる本をリュートのバッハを聞きながら読むのはとても気持ちがいい。以前よりお洒落な人と思っていたが、そうそうたる店で色々修行、勉強をした上での今なのだなと改めて感じた。彼が内装を手がけた店舗はどれも素敵で雑誌「住む」に出てきそうだけど中でもcaldが一番気に入った。カラー写真の窓際にキャンドルが灯っているものが飾っておきたくなる。香りものに目が無い私にはサンタマリアノヴェッラのポプリやっぱり買っちゃう?っていう気分になっている。2013/04/21
UMIUMI
0
美意識。2017/01/24
Satoko Muta
0
「箱がいつもとても気になる」2013/06/22
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- 和書
- 5文字で四字熟語