出版社内容情報
書体にこだわり、定規、糊、鋏などの道具だけを用いてデザインをつづける間村俊一。職人気質の装幀家によるデザイン論・作品集。書体にこだわり、定規、糊、カッターなどの道具だけを用いてブック・デザインをつづける間村俊一。独特な美学をもつ職人気質の装幀家によるデザイン論・作品集。
間村 俊一[マムラ シュンイチ]
著・文・その他
内容説明
道具は糊、定規、カッターナイフ。情緒に回収されない端正な造本をつづける職人気質の装幀家による創作論・作品集。装幀を手がけた約三百点の書影をカラー写真で収載。間奏句集「ボヴァリー夫人の庭」五十五句を付す。
目次
下駄とリヤカー
古本グラフティ“青春編”
二十面相の墓―わが乱歩
黒蜥蝪の箱
「坂」だって妊娠するのだ。―下谷万年町の唐十郎
セロウムの鉢植―鬼海弘雄の靴底
梅が笑う―コーベブックスと渡辺一考氏のこと
間奏句集 ボヴァリー夫人の庭
俳句装幀偽日記
十二冊懐旧―「インスクリプト全点フェア」に際して丸山哲郎の求めに応ずる
版下ガラパゴス
本の種
装幀交遊録
ホッホッホッ―月島のタネムラさん
リングと盃―「菊寿し」のカウンターで福島康樹さんと
穴について―あるいは放蕩者、友川カズキのダンディズム
うすあかり―久保田万太郎句集の造本・装幀について
火の匕首―前衛の疾走者、菱川善夫
抱一狐
「とびどぐ」を持たない山猫
わが酒場放浪記―いささか長い「あとがき」に代えて
著者等紹介
間村俊一[マムラシュンイチ]
1954年兵庫県生まれ。播州は揖保川沿いの田舎町に育つ。同志社大学文学部卒業。装幀家・俳人。2007年、第一句集『鶴の鬱』(角川書店)を刊行。第二句集『抜辨天』(角川學藝出版、2014年)にて第八回日本一行詩大賞受賞。山猫軒主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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