僕の俳優修業

僕の俳優修業

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480872975
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0074

内容説明

相次ぐ父母の死を契機に、少年期や留学時代のさまざまな場面へと回想の視線を届かせながら、「俳優である」こと「演技する」ことの意味をたぐりよせてゆく半自伝的エッセイ。

目次

父の死
命名について
演技の厄介さ
職人の家系
スパイの擬態
メニールモンタンの冬
視線について
「否(ノオ)」と言うために
数を数える
ある眩惑感〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ロータス

1
長塚京三がかなりの読書家であることが文章から伝わってくる珠玉のエッセイ集。静謐で熱を感じさせない文体は堀江敏幸に通ずるものがあり、言葉の選び方にも底知れぬ教養を覚え、いったいこの人はどのような人生を歩んできたのかと思いを馳せずにはいられない。本書の中では、両親の死について書かれた「視線について」が一番良かった。こんな完成された文章を書ける俳優は他にいないと思う。2020/01/31

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