ピカソからゲルニカへ―ある絵画(タブロー)の生成の系譜

ピカソからゲルニカへ―ある絵画(タブロー)の生成の系譜

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  • サイズ A5判/ページ数 193p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784480871480
  • NDC分類 723.36
  • Cコード C0071

内容説明

ピカソはすでに有名な画家として、1937年パリ万博スペイン館を飾る作品制作を依嘱されていた。その年4月、ナチスによるゲルニカ爆撃。これがピカソのテーマとなった。現代史の一事件―史上初めての非線闘員に対する非道に組織的攻撃―に対する憤激がきっかけであることは確かだ。どのように『ゲルニカ』は生まれたのか。絵画の歴史とピカソの絶えざる変貌を歩みとの両面から、絵画の術法、図像の伝統的意味、精神分析、神話、科学技術、マス・メディアの現代的意味…著者は多様な手段でこの絵の分析を試みる。

目次

序章
第1章 新聞はジャングルだ
第2章 黒板の上の白い数字
第3章 狼!狼!
第4章 罪人イカロス
第5章 もの言わぬパブロ
エピローグ

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