内容説明
銀河の腕に抱かれて宇宙のはじめの音に耳をすませる音楽家が、世界の民族音楽をたずね、自身の内への旅を重ねてつづる清々しいオーガニック・ダンス・エッセイ。
目次
旅の始まりへ向かって(遠い太鼓;宇宙のリズム―ミルフォード・グレイヴス;月光の音―スティーヴ・レイシー;即興という自由―デレク・ベイリー;マハーバーラタ―ピーター・ブルックとともに)
神に近い場所で―ナイジェリア・マリ・トルコの旅(太鼓の声;仮面劇とマラリア;葦笛の歌;踊るスーフィー)
アジアへ巡る―インド・ネパール・スリランンカ・バリ・日本の旅(マドラスへ;ムリダンガムを叩く;太古の舞踏テイヤム;タゴールの学校;影絵芝居の優雅;聖霊と悪霊の戦い)